病院に駆け込んだこと・犬のおなか編

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ソファの上のしいちゃん犬と暮らして

初めての犬育ては驚きの連続。
世の中に情報はいろいろあるけれど、うちの子は目の前の一頭だけ。
「これって大丈夫なの?」「もしかして重い病気かも…」
いろいろ悩んだことがありました…。
同じような悩みを持って病院に駆け込もうとしている方の参考になればと思います。

ただし、心配だったらまず病院に行きましょう!
何事もなければ私と同じような笑い話になります…。

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おなかにしこりが!?

しいちゃんを迎えてしばらく経ったころのこと。
まだお互い恐る恐る触れ合っていた時期のことでした。

「体を触ってスキンシップ」を日々真面目に実行していた(でもしいはまだへそ天してくれるほど気を許してくれていなかった)とき。
しいのおなかに、なんだかぽこっとした手触りがあるのに気付いてしまったんです。
四つ足で立つしいのおなかを真剣に撫でる私。
何度撫でても、何かあります。
胴体の中央、ややお尻寄りのほう。ぷにっとした手触りの何かがあるのです。

「これ、昨日までなかった気がする…
 いや、確実になかった」

とりあえず「犬 腹」でGoogle先生におたずねしましたが…。

犬のおなか、毛だらけで全然わからない( ;∀;)

というか犬って個体差が激しすぎて、写真で見ても今一つ参考になりません…。
「この子はある…?」「この子のおなかはぺったりしてる…」「うう、毛で見えない…」

結局パパを呼んで、「ここに何かあるよね?」としいの腹を触らせました。
しいは始終黙って触られていました。とってもいい子です。

「うーん…言われてみれば何かあるね。ぽこっとしてる」
「……腫瘍、かも」

超心配性。そして悪い方に悪い方にと考えるタイプの私です(笑)。
時間が遅かったので「明日医者に行こう」と心に決め、そこからは「犬 腫瘍」「犬 できもの」等々のワードで調べまくりました。しいはすやすや寝ていました。

今ならこうやって見せてもらうんですが…でも見てもわからないかも。

いざ病院

朝一でかかりつけに駆け込み、「おなかにできものがあるんです、昨日まではなかった(気がする)んです」と訴えました。

かかりつけの先生は真剣な顔でしいの腹を撫で、きっぱりと言いました

「これはおへそですね」

おへそ。
…おへそ。

おへそ、だったんですか。
きみのそれ、おへそだったんですか。
犬にもおへそってあるんですね(当たり前)。

腫瘍かも…こんなちっちゃい(当時まだ生後半年にもなっていませんでした)のに腫瘍ができてしまってかわいそうに…どのくらい生きられるんだろう…とか考えた自分がバカみたいでした(バカです)。

先生は「昨日までなかったのに急に飛び出てきたとしたら、へそヘルニア※の可能性もありますから」「排便のときに出てきてしまうケースもあるし」「注意して見てあげてください」そして、

「少しでも変だな、と思ったときに連れてきてくれるのはありがたいですよ。今後もぜひそうしてくださいね」

と、優しい言葉をかけてくださいました…。
しいは病院が好きなので、先生たちに撫でてもらって喜んで帰りました。

※指で押した時に入っていく感じがする、排便の時など腹圧がかかったときに飛び出してくるのがへそヘルニアの特徴とのこと。
ただしひどい場合は「去勢でおなかを開けた時に医者が気付く」そうです。
(以上は病院で私が言われたことです)
ご不安な方はかかりつけの獣医さんに聞いてみてください。

なんでも相談できるかかりつけを持とう

人間と同じでこれが一番だな、と実感した出来事でした。

実はこのときの病院は閉所になってしまい、今は違うところに通っています( ;∀;)
それでも常に病院選びで頭にあるのは、
「ここの先生はおへそを腫瘍だと思って駆け込んできても真剣に対応してくれるか?」ということ。

新米飼い主は犬に関しては初心者。でもその初心者を導いてくれる先生が一番いいと思うのです。

他にも焦って病院に駆け込んだあれこれはあるので、今後記録していきたいと思います…(笑)。

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