地震が来たら即オヤツ! もしもに備えた日々の習慣

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犬と暮らして

日本は地震大国です。
気象庁のデータベースによれば、2022年の間に最大震度4以上の地震が起きた回数は51回
震度4=ほとんどの人が驚く、寝ている人が目を覚ますレベルの地震が50回以上…。
グラッと揺れると、人間だけでなくわんこも不安になりますよね。
小さな家族を守るため、わたしたち犬と暮らす人間としては日ごろから防災の備えは欠かせません。

先日緊急地震速報が鳴るような大きな地震があったとき、Twitterで多くのわんこが不安になっている様子が散見されました。
我が家ではトレーニングの甲斐あって、わんこたちはそこまで動揺せず。

ということで、我が家で実施しているトレーニングをシェアします。

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緊急地震速報=いい知らせ

人間にとってはとっさに命を守る行動をとることができる、ありがたい緊急地震速報。
しかしわんこにとってはただの「コワイ大きな音」でしかありません。
基本的に我が家のしいは大きな音が嫌いなわんこ。
チャイムの音でもイライラし、吠えてしまうこともあります。

しかし緊急地震速報が鳴ったらとっさに身を守る、というのは、人間が学習したからこそできること。

(私たちだって、何も知らなければただのびっくりする大きな音です)
わんこも学習できるはず! ということで、「緊急地震速報が鳴ったらオヤツ作戦」を実施しました。

地震=オヤツタイム

最大震度5弱以上が予想されるときに鳴る緊急地震速報。
ただし、すべての地震のときに鳴るとは限りませんし、たまたまスマホが手元になくて…ということもあり得ます。

実際に揺れがきたときにわんこがパニックになったら意味がないので、実際に揺れたときも「オヤツ作戦」を取っていました。
もちろん身の安全は確保したうえで、が大切です。

揺れとおやつを結びつけるメリット

地震とおやつを結びつけると、以下のようなメリットがありました。

わんこのストレスが減る

地震の揺れは人間にとっても嫌なもの。
わんこにとっても、それは同じだと思います。
しかし日本は地震が多いので、ちょっとした揺れはしょっちゅう経験するもの。
人間より地面に近く、寝転んでいることが多いわんこの場合は私たちより地震に気づくことが多い…気がします。

そのときに「揺れ=おやつ」の図式ができていれば、少なくとも地震が嫌なものになりません。
精神的な負荷を減らす効果もあるのではないかと思います。

「揺れ=おやつ」の図式が完成したことで、揺れるとむしろ「おやつは?」と嬉しそうな顔で近づいてくるようになりました(笑)。
わんこのストレス原因を減らせる、というのはメリットです。

わんこがこっちに来てくれるようになる

もしも大地震が起き、避難が必要になったら…わんこたちはリードを付けて、ハーネスを付けて、と準備が必要になります。
我が家のわんこたちは中型犬なので歩いてもらう方が早いですが、小型犬ならキャリーに入ってもらう必要があるかもしれません。
「揺れた=人間のところへ集合」という流れができていれば、もしものときの避難がスムーズです。

我が家のちまきはけっこう大物で、多少の揺れでは全く不安を感じているそぶりはありません…が、そんなわんこほど「揺れた=おやつ」で集まる習慣をつけた方がいいと思います。
揺れて焦っているときにわんこを集めて避難して、というより、揺れて焦っているときに勝手にわんこが集まってくれて、の方が人間が楽。
落ち着いて避難するためにも、集合してもらえるメリットは大きいです。

やり方とコツ

やり方はいたってシンプルで、「揺れた」と思ったらわんこを呼んでおやつをあげるだけ。
特に何の工夫もなく、「いい子だね~」と言っておやつを食べさせています。

コツは「すぐに手の届くところに小さなおやつを置く」こと。
しまいこんであるとおやつをあげるのが遅れ、「揺れ=おやつ」を結びつけることができません。
かといってあまり大物をあげると、体重管理の観点からも気になります。
我が家では小さなタッパーに、市販のおやつを小さくちぎったものを入れてリビング(の、犬の手の届かない高さ)に置いてあります。

小分けの袋で売っているおやつもあるので、そういうものを用意しておいてもいいかもしれませんね。

注意点:人間のいる場所が安全でないと、せっかく集合したわんこがかえって危険にさらされてしまう危険性があります。
落ちてきそうなものは片付ける、倒れてきそうな家具は固定する…など、基本の防災対策も同時に行いましょう。

まとめ:今すぐおやつを用意しよう

地域にもよると思いますが、震度2程度の地震はかなり頻繁に起きているのではないでしょうか。
このトレーニングが大活躍する日が来ないのが理想ですが、「もしも」に備えてまずはおやつを手元に用意しましょう。
普段のちょっとしたトレーニングやご褒美に使いながら、わんこのおやつもローリングストックしていけるといいですね。

皆さんのおうちのわんこが、地震でも落ち着いて行動できますように(‘ω’)ノにいで家のママでした。

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