子犬とシニア犬、オスワリ・フセの教え方

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犬と暮らして

犬といえばオスワリ、そしてフセ。
飼い主の指示に応え、的確に動く賢い犬…永遠の憧れです。
(まあそんなわんこはめったにいないから、永遠の憧れなんですが…)

犬のしつけの基本は「褒める」。
うまく誘導して、できたら褒める! が大切です。

そうはいってもなかなか思った通りにはいかない犬育て。我が家でどうやってしいちゃんにオスワリ・フセを教えたか、そしてシェル教えられないか…をまとめます。

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しいちゃんのオスワリ

幸いしいちゃんは素直な子。
おやつを頭の上に持ってきて、上を向かせる。
これだけで自然と腰を落としてくれました。

かなりスムーズにオスワリを覚えてくれた方だと思います。
ハンドサインでも教えたかったので、うちで選んだのは「人差し指を立てる」。
「しーっ」って合図で座る犬ってカッコよくない!?という理由もありつつ…しいちゃんは顔の前で指を立てられると、おっとっと…って感じで座ります。

しいちゃんのフセ

ここがちょっと苦労しました。
しつけ本に書いてある通り、「オスワリの姿勢からおやつを下げる」と、立ち上がって頭を下げてしまう。
なかなかフセの動きをさせてあげられなくて、しばらく悩みました。

解決したのは「足」を使う技
人間の足の下からおやつを出し、腹這いにならないと取れないようにする
そうするとスムーズにフセの姿勢を取ってくれました。

ちなみにうちのハンドサインは、「立てた人差し指を下に向ける」。こちらもしいちゃんはスムーズに覚えてくれました。

ただしあんまり素敵なご褒美を用意すると「フセ」って言ってるのにお腹まで見せてくれたりします。

これはブラッシングの途中で気持ち良くなったしいちゃん。

シェルくんのオスワリ?

我が家に来て1年と少し経ちましたが、シェルはオスワリができている…とは言い難い状況。
というのも、我が家に来たときの思ったよりよぼよぼの姿を見て「無理にしつけなくても、幸せに過ごしてくれれば…」とつい甘さが出てしまったから。

シニアにしつけ?

当初は推定5歳と聞いていましたが、複数のお医者さんで「推定8歳」と言われたせいもあります。シニアであれば、呼んだら来る(とはいわずとも、せいぜいこっちを見る)くらいしてくれたらいいかなあ…と思っていました。

シェルくんは来歴の分からない中型雑種犬。7歳を超えれば立派なシニアですし、10歳前後で亡くなるわんこもたくさんいます。
短ければあと1,2年…と考えると、無理にしつけるよりのびのびと過ごしてほしいと思ってしまいました。

しかし我が家の生活の中で、徐々に若返ってきたように見えるシェルくん
我が家のやたら長い散歩で鍛えられたのか? しいちゃんに絡まれて気持ちが若返ってきたのか? 最初ふにふにだった手足もしっかりしてきて、歩く速度も上がってきました。
これは教えられるかも…と「オスワリ」のしつけに取り組んだ、のですが。

体幹が弱い(気がする)

しいちゃんのときと同じように、見上げる姿勢になるように「おやつを頭の上に持ってくる」と、ふせちゃうんです。
後ろ足(とおしり)で体を支えきれず、ふにゃっとふせちゃいます。

調子がいいときは座れます! あと、お外も滑りにくいので座れることが多いです。が、ダメなときはぺちゃっと伏せておしまい。

しつけは大抵子犬を想定しているので、うまくいかなければ立ち上がらせてやり直し…が、シェルには難しい!
元気なときはおやつで釣れば「よ…っこらせ!!」という感じで立ち上がってくれます。が、ちょっと気の毒です。

なおかつ、本犬はフセ状態でも「やりましたよ?」って感じのドヤ顔をしている時が多くて(すごくかわいいです)。
見てると「まあいっか!」という気分になってしまいます。

というわけで我が家は、「オスワリ」って言ったらまあフセかオスワリかどっちかしてくれたらいいか…という感じで接しています。シェルくんには甘々です。

多頭飼いのしつけって?

多頭だとしつけがしにくいって話をよく聞きます。
シェルくんの「オスワリできなさ」は幸いしいちゃんにうつってはいない…というか、
シェルくんに「オスワリ!」というと離れたところではっとした顔で座っているので、すっごく可愛い。

しつけの本を読んだとき、「名前+コマンド」にすればいいという記述がありました。
それを参考にして「シェルくん、オスワリ!」と言ってみても、しいちゃんは座ります。どうやら後ろの「オスワリ!」だけ聞いているようです。

なかなかわんこしつけは一筋縄ではいかないなあ、と感じる日々でした。

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