子犬に即・風呂トレをすべきたった1つの理由

スポンサーリンク
しいちゃんのお風呂犬と暮らして

子犬を迎えてすぐにした方がいいしつけといえば、何が思い浮かびますか?

  • トイレトレーニング
  • 名前を呼んだら来るようにする
  • 「オスワリ」「マテ」「オテ」…

私がイメージしていたのは、せいぜいこんなものでした。

もちろんそれも大事です。大事ですとも。でもね。

お風呂のトレーニングはすぐにやろう。ほんとに!

我が家の二の舞にならないように…。ということで、しいの失敗談をまとめます。
新しく子犬を迎えた方の参考になればと思います。

スポンサーリンク

しいちゃんが初めてのお風呂に入るまで

犬はお風呂が嫌い」私には、そういうイメージがありました。
だから「しいには無理強いしないでゆっくり慣らそう」そう思っていたのです。

来たばかりだし、まずは我が家に慣れてもらおう、
とりあえず身体を触っても大丈夫なようにしよう…
そう思って、多少の汚れは拭くだけにとどめていました。

そもそも犬ってそんなに頻繁にお風呂に入るイメージがなかったので。
「まあそのうち洗えばいいでしょ」と思っていました。あの時までは。

訪れた運命の日

しいが各種ワクチンを終え、散歩が解禁されてすぐのことでした。
まだまだ「犬の散歩」に不慣れな我々。夫婦で近所の公園を歩いていました。
わんこの方もまだ散歩に不慣れで、あっちへふらふら、こっちへふらふら。
我々もそれにつられてふらふら。そんな散歩をしていました。

ふと、しいが何かに気付いたように落ち葉の積もったところに向かいました。
くんくん…
しばらくにおいをかぐと、おもむろに「ごろん!
身体をくねくねさせて地面に転がるしい

「楽しそうだねえ」
「かわいいねえ」

何も知らない我々は、微笑ましく見守っていました。
見守っていたのです…。

ひとしきりゴロゴロしたあと、しいは「やり遂げた」顔で立ち上がりました。

じゃあ行こうか、とリードを引いたのですが、

なんかついてる?

お散歩のために装着していたハーネスと、しいちゃんの体そのものに…茶色いなにかがべったりと。
ぷん、とにおいます。よく知ったにおいが。

!!!!!

う○ち。
ナニモノカのう○ち!!

ダッシュで帰宅。即風呂場。

そして、初めてのお風呂へ

ちょっとずつ水に慣らして、とか、
お風呂場でおやつをあげて楽しいイメージを持たせて、とか。

そんな余裕は全くありませんでした。

だって、べったりと付着したう○ちが…。
必死で洗い流しました。なんかいろいろと覚えていませんが、とにかく必死。
犬グッズは色々と買い揃えていたので、犬用シャンプーは揃っていました。
ただ、しいちゃんの心の準備がまだでした。

初めてのお風呂というだけでも怖いのに、人間が必至な顔で洗いまくるものだから…当然しいは怖がり、嫌がりました。
洗われている最中も鼻鳴きをしながらしがみついてきたので、手足に引っかき跡が山ほどできました。

シャワーが体にあたるのが怖いようで、お風呂場の中を逃げ回るわんこ。
体に押し付けてあげれば怖くない…というのも見かけましたが、生まれて初めてお風呂に入るわんこにとっては関係ないです。怖がります(しいちゃんは怖がりました)。
狭い風呂場で犬も人もびしょぬれになりながら洗いました。

ちびちびしいちゃん。きゃわいい。

そして当時は「必ず乾かしてあげなければ」と思っていたため、お風呂後はドライヤー
これは人間用の、しかも安い物しか持っておらず、これまた音にビビって逃げる。
パパと組んで片方が押さえ、片方が乾かす…で何とか洗い上げました。

反省点

まず、犬って変なものにごろすり、するんですね。
全然知りませんでした。
その後「臭いものに体をこすりつける犬」「自分のう○ちにダイブする犬」の経験談を聞き、珍しいことじゃないんだと知りました。
ちなみにしいは、その後お外では変なものの上を転がりまわったことはありません。
(人間が目を光らせているとも言います)

そもそも私は、犬がこんなに汚れると思っていませんでした。
古い犬イメージしかなかったので、そもそも「犬って洗うんだ…」と思いながらシャンプーなどなど用意したクチだったので。
しいはこの後もお留守番中の粗相で体を汚して洗われたりしています。

今はかなり慣れてきたので、手早く洗ってあげることができています。
しいは相変わらずお風呂は嫌いですが、子犬の頃の「いやだー!!!やめてー!!!たすけてー!!!」みたいなテンションではなくなりました。

「え、嫌なんですけど…やめてくれませんか? 終わりにしましょ? 別にぬらさなくていいでしょ?」
みたいな顔はしますが。

また、毛質も変わったので、ドライヤーも使っていません。
これはお医者さんに「この子ならドライヤーで無理に乾かさなくても平気でしょ」と言われたことも効いています。
タオルでしっかり拭けば、ほとんど乾くようになってきました。
子犬の頃は毛もふかふかで(かわいかったんだけど)乾かすのがしんどかった思い出があります。

洗われてくたびれたしいちゃん。かわゆい。

結論:お互いのために風呂トレはさっさとはじめよう

子犬育ては思ったとおりのスケジュールでは進まない、と思い知らされた一件でした。
しいは案の定お風呂嫌いな犬に育ってしまったので、かなり反省しています。
兄弟犬でお風呂大好きな子がいるので、初体験のせいだ…と結構後悔。
(もちろん元々水が好きじゃなかった可能性もあるので、こればっかりはわかりませんが)

これをご覧の皆様、子犬を迎えられたら、ぜひお風呂準備はお早めに!
それでもお風呂が嫌いな犬だったら、それはそれであきらめがつくと思うので……。

具体的にやるべき風呂トレ

獣医さんに「お風呂で暴れるんです…」と相談したときにされたアドバイスをまとめておきます。
聞いたときは、もっと早く知りたかった!と思いました。

1 とにかく場所に慣らせ

まずはお風呂場に連れて行く。
欲張って洗わない。
ただ連れて行って、おやつをあげる・おもちゃで遊ぶなどその子が楽しめることをしてあげる。

そうすることで、「お風呂場は楽しいところ」「ここに来るといいことがある」と犬が思ってくれるので、苦手意識を減らすことができます。

2 こまめに少しずつ洗え

従順にお風呂場に来るようになった犬を見ると洗いたくなる…かもですが、ここは我慢のとき。
いきなり全身を洗うのではなく、最初は前脚の先だけ後ろ足の先だけ…とちょっとずつ濡らして終わりにしましょう。
少しだけ濡らしておやつ、を繰り返すことで、水への恐怖心も与えずに済みます。

急に本格的なシャンプーをされると、犬は怖がってしまうそうです。
まさに我が家です(´;ω;`)

次は下半身だけ、次は頭は濡らさず上半身…と、徐々に洗う場所を増やしていきましょう。一気に全身洗う必要はなし!
うちも、ウ〇チごろごろさえなければ…。

我が家で愛用しているシャンプーはこちら。

「泡で出る」のがおすすめポイントです。
ステキな香りのシャンプーとか憧れるんですが(シェルくんにはそういうものを使えるときもあります)、1秒でも早くお風呂を終えたい犬を洗うには泡立てる時間すらちょっと惜しい…。

低刺激なのがいいな♪と思って買ったんですが、思わぬメリットでした。泡で出るの、ラクちんです。
香りもきつくないのがいい。基本無香料が好きな私ですが、子犬用ということもあって匂いに関しても低刺激。
2024年現在もガンガン使ってます。

3 ドライヤーは無理するな

これは聞いてびっくりでした。ググると「乾かさないと大変なことになる!」って書いてあるから…。

もちろん毛質にもよると言われましたが、前述の通りしいちゃんのような毛の犬はタオルドライで十分とのこと。

「若いし毛も短いし、走り回ってるうちに乾くよ!」

と言われました。
今はタオルドライのみで部屋に解き放ってます。
そうすると、ダッシュでお気に入りのベッドやソファーに突進しては転がって水分を飛ばしてます。

もちろん、毛質でかなり変わります。
シェルはタオルで拭いただけだと、全身の毛がもつれまくってフェルトの塊みたいになるので丁寧にブラッシングしながらドライヤーをかけてます。
エアコンの温風も役に立つので、しいシェルもお気に入りのベッドを風が当たる所に置いて、乾くまでの時間を短縮しています。

ふわふわな犬なので、ドライヤー必須。

何はともあれ、毛質によっては「諦める」という選択肢もあるということを知っていただければと思います。

まとめ:子犬と早めにお風呂場で遊ぼう

しいちゃんはお風呂場に足を踏み入れたこともありませんでした。
それなのにいきなり丸洗い…かわいそうなことをしたと反省しています。
ぜひ、子犬を迎えたらなるべく早くお風呂場に連れていって、楽しいことをしてあげてください。

子犬はおもらし・嘔吐・うんち踏み…etc.ですぐ汚れますから。

なお、そうやってあげてもお風呂が苦手な子に育ったときは…きっと生まれつきです、諦めましょう( ;∀;)

以上、にいで家のママでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました