子犬の膀胱炎!治らなかったら疑うこと

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犬と暮らして

先日我が家のちまきちゃんは「細菌性の膀胱炎」と診断され、しばらく投薬治療を行っていました。
「抗生物質が効かない」とのことで精密検査までいったのですが…まさかの結果だったため、同じような方向けに今回の経験を備忘録としてまとめておきます。

今現在「おしっこに血が混じる」「頻尿が目立つ」等気になる症状がわんこに出ている場合、経過を見るのではなくまずはかかりつけのお医者さんに相談してください。

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おしっこのあとがちょっと変

なんだかトイレのあとがちょっと変だな? と気づいたのが2022年3月27日のこと。
実はちまきちゃんには食糞癖があり、うんちをしたらすぐ片付けてあげないと自分で食べてしまいます。
最初は「ちょっとだけ出したのを食べてしまったのかな? それがシーツについているのかな?」という程度の見た目だったので、食べられてしまわないように気を付けようと思っていました。

翌日、おトイレ中の様子を観察。
吸収力の高いトイレシーツ(色付き)だと尿の様子が見にくいので、トイレゾーンを白いシーツに敷き替えました。
これがよく観察するのに役立ちました。

午前中はいつも通りのおしっこだったのですが、夜になって出したとき、赤い点が混じっていました。
目の前で出したものなので、間違いなく血尿です。翌日医者に連れていこう、と決めました。

ちなみに本犬はずっと元気で、いつも通りにはしゃぎまわっていました。

かかりつけの先生のもとへ

お医者さんに行く直前、小さなタッパーに尿を取っていきました。


こんな感じのものを足元にさっと差し入れて採集。
事前にネットで調べて「おそらく膀胱炎だろう」と思っていたのですが、調べてもらったらその通り。「細菌性の膀胱炎」という診断でした。

止血剤と抗生物質を処方していただきました。

止まらない出血

これで一安心、と思ったのですが、お薬を飲み始めて3日経っても出血は止まらず。
むしろ排尿後にぽたぽたと血が垂れてしまうようになり「悪化している?」と思うほど。
調べてみると「抗生物質が合わず、よくならないこともある」とあったためお医者さんに連絡しました。

かかりつけのお医者さん
かかりつけのお医者さん

子犬の場合、抗生物質に耐性があることは珍しいのですが…

我が家のちまきちゃんは当時6か月弱。特に抗生物質に耐性ができてしまうような治療経験はないはずです。
ひとまず別なタイプの抗生物質に変えてもらうとともに、詳しい尿検査をしてもらうことにしました。
結果が出るまでしばらくかかるとのことで、その間はひたすら我慢…この期間が一番つらかったです。

幸いだったのは、ちまき本犬がずっと元気だったこと。食欲もあり、いつも通りお散歩やワンプロを楽しんでいました。

元気なちまきちゃん。いい笑顔~。

またまたかかりつけへ

処方された抗生物質を飲み切り、もう一度細菌の様子を見てもらうことに。
最初と同じ検査をしてもらったところ…細菌がいなくなっていました

かかりつけの先生
かかりつけの先生

途中からヒートに移行していたようです。
無駄な検査をさせてしまってすみません…

どうやら最初の抗生物質もきちんと効いていたようで、膀胱炎は治ったけれどヒート(発情期)が始まったせいで出血が起きていたとのこと。

数日後にかえってきた詳しい尿検査の結果も問題なしでした。

問題なかった検査結果。

(ちなみに6,000円ちょっとしました…)

気づけなかったのはなぜ?

ヒートの可能性も頭にあったのですが、お医者さんに伺ったところ「目に見えて陰部が腫れるので、今はヒートではないと思う」と言われていました。
細菌がいない、と判明したあとぐらいからだんだん陰部が腫れてきて、ヒートらしい見た目になっていきました。

また、ヒートのときは行動が変わる、という知識もありましたが…ちまきちゃんは全く変わらず。
元気がなくなることもなく、落ち着きのなさもいつも通りでした(笑)。

まとめ:まずは検査、早めの行動を

我が家の場合、最初は本当に膀胱炎だったので、早めの治療に動けてよかったです。
はじめから「ヒートだろう」と思ってお医者さんに行かなかったら、膀胱炎の悪化がヒート開始で見過ごされてしまった可能性もあります。

同時に、ヒートの始まりはお医者さんでもわからないことがあるんだということを知ることができました。
結果的に今回の検査は必要なかったわけですが、やってよかったと思っています。
・出したおしっこを提出するだけで犬の身体に負担のない検査だったこと
・膀胱炎が治っているという確証を得られたこと
上記の2点は収穫でした。金額はちょっぴり痛かったですが…。

女の子のわんこ、初めてのヒート前の場合は「こういうこともあるかもしれない」と思ったうえでお医者さんに行くことをお勧めします。にいで家のママでした(‘ω’)ノ
※自己判断ではなく、お医者さんに相談しましょう!

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