犬は人を信じてる・だからこそ物をあげないで!

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犬と暮らして

お散歩中、我が家のわんこたちはいろいろな人に撫でてもらいます。
わんこ好きな人と交流するのは私も大好き。しいちゃんシェルくんはなでなでをこよなく愛する犬なので、撫でてもらえると大喜びです。

でも、わんこ好きな人の中にはちょっと困った行動をする人も。
特に私が困るのが、「わんこに物をくれる人」です。
今まで遭遇した困ったケース、それをどう切り抜けたか、わんこ好きな人にどうしてほしいかをまとめていきます。

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小さな子ども

よちよち歩きの小さな子どもが「わんわんだ!」と近づいてきてくれるのはかわいらしいです。
でも、小学校入学前くらいまでの子、特に普段から犬に接しているわけではない子にとって、きっと「犬は何を食べるか」は未知数なのだと思います。

きらきらした目で枝や葉っぱ、ドングリなどの地面に落ちていたものを「どーぞ!」と差し出されたこと…無数にあります…。

しいちゃんは一応おくちで受け取ってから、そっと地面にぺっします(お利口です)。シェルくんは…そのまま食べます…。

しいちゃんとお散歩しているときは、「わんちゃんは枝は/葉っぱは食べないんだよ」と教えてあげればよかったのですが、シェルくんが来てから「わんちゃんはもらうと『食べられるかな?』って思って食べちゃうんだけどおなかを壊すからあげないでね!」と早口で言わなければならなくなりました(与えられたものをすべて食べようとするシェルくんを止めながら)。

おやつをあげたい?

エサやりをしてみたいのかな、と思って持参したおやつを渡して「これをあげてね」と伝えてみたこともあるのですが、いまいち上手くいきませんでした。

しいちゃんシェルくんが「くれ! くれ!」のモードになってしまうと、子どもはわりと怖がります。
(合計体重30kg超えなので、同時に迫られると結構迫力があります)

子どもは犬が急に積極的に迫ってきて怖い、わんこたちはおやつを持っている人がいるのにもらえなくて不満、といいことがなかったので、今はやっていません。

お年寄り

善意で食べ物をくれる方、結構います。
特にしいちゃんは昔を思い出すわんこらしく、「なつかしい」「子どものころ飼っていた犬に似ている」とお年寄りの方に人気。たぶん、雑種らしい雑種な顔をしているからだと思います。

わりと悪気なく「自分のおやつ」を分けてくれます。
今までしいちゃんがもらいそうになったもので衝撃だったベストスリーはこちら。

  1. ネギ入りせんべい(「犬にネギはダメなんですよ!!」とけっこう必死に止めました)
  2. 食べかけの菓子パン(「この子ダイエット中なので!」と逃亡)
  3. 封が開いたソフトせんべい(「おうちで食べようね!」と言って受け取って廃棄)

皆様、本当に善意でくれようとしているのはよくわかりました。どの方も我が家のわんこをかわいがってくれるいい方でした。ただ、「犬に人間用のものは…」とお伝えすると、「うちの子は喜んで食べてたから」「この子も食べたそうだし」。
実際、しいちゃんは足元で喜んでいました(食べさせてません)。

シェルくんを迎えて、2頭でお散歩するようになってから(なぜか)この手のプレゼントをもらうことはなくなりました。しいちゃんがわりと成長して大人の犬っぽくなった(いかつくなった)からかもしれません。

撫でられるとこんな顔になっちゃうかわいこちゃんなんですけどねー。

他の犬連れの方

仲良しの飼い主さんならいいんですが、初めて会った方にいきなりおやつを出されると、ちょっと焦ります。
もちろん多くの方は、「○○なんだけどあげて大丈夫?」と聞いてくださいます。でもまれに、持参したおやつを何も言わず食べさせる人がいます。

このときもしいちゃんシェルくんは大喜びで食べるので、おそらくあげ甲斐があるタイプなんだと思います。が、一応聞いてほしい…!
犬飼いの方は魅力的なおやつを持ち歩いているケースが多いので、我が家のわんこたちはすぐ夢中になっちゃいます。現金な犬たちです。

なんであげてほしくないの?

枝や葉っぱ、人の食べ物をあげないで、というのはわかりやすいと思うのですが、「犬用のおやつもあげないで!」というのはどうして? と思う方もいるかもしれません。

人間の子どもに勝手に食べ物をあげないのと理由はほとんど同じです。

わんこにもアレルギーがある子がいます(我が家のわんこたちは幸い今のところ出ていませんが)。ダイエット中の子もいます。食事制限のある子もいます。
おなかを空かせておうちに帰らないと、ご飯を食べてくれない子もいます(これは我が家のしいちゃんのことです…)。食べ物に興奮して唸りが出たり、おやつを持っている手に噛みついてしまう子もいます(これは我が家のシェルくん。時々目測を誤って人の指を食べます)。

まとめ:褒めとなでなでで十分うれしい

少なくとも我が家のわんこたちは、おやつがなくても喜びます。
どうぞわんこ好きな方、出会ったわんこを「かわいいね」とほめてあげてください。触りたければ「触っていいですか?」と聞いた上で、OKであれば優しく触ってあげてください。それで十分喜びます!

「何も持ってないよ」「おいしいもの持ってなくてごめんね」と言ってくださる方がいるのですが、私としては「なにもくれなくていいのでうちの子を撫でてください!」と思っています(個人の意見です)。

食べ物をあげるのは、わんことも飼い主さんともかなり親しい場合だけにしてください(‘ω’)ノにいで家のママでした。

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