人それぞれ苦手なものはありますよね。私にもあります。
だから、「犬が嫌い」「犬が苦手」「犬は怖い」と思う人がいるの、わかります。
でも、犬にはお散歩が必要です。外を歩きます。となると、犬が苦手な人ともすれ違う機会はあるのです。
今回の記事は、「犬が苦手な人(と、もしかしたら好きな人)はすれ違うときここに気を付けてほしい」「私は犬連れのときこうしている」という内容になっています。
前を見て歩いて!
犬が苦手な人…というか、道を歩く人全員にいえることだと思いますが、「前を見て歩いて」ください。
手元のスマホに夢中でこっちに気付いていない人、結構います。直進してくれれば避けられますが、蛇行されると無理! まずは前を見て歩きましょう。
事前に「犬は苦手オーラ」を出してくれるとこちらもよけやすいです。
こちらを見て避ける気配のある相手とすれ違うとき、私は以下のようにしています。
- 道の反対側に渡る、広い歩道なら端に避ける
- (脇道があれば)一度道をそれて待つ
- 犬にオスワリをさせて体で壁になる
- 犬を足の間に立たせてやりすごす
事前にわかっていればかなり選択肢があります。
もちろん私もすべての気配に気づけるわけではありません。
相手がこちらに気付いていなかった、というときもあります。
そういうときにやめてほしいのは…
叫ばないで、飛びのかないで、駆け出さないで!
ほとんどは子どもですが、時々大人でもこれをやる人がいて困ります。
わんこは急な動きに反応します(というか、私も驚きます)。
私が過去に経験したなかなかすごい反応は、すれ違いざまに「うわっ、犬!」と叫ばれ、その後走り去られるというもの。
そのときはまだしいちゃんだけが我が家にいたころだったので、1頭だけ連れてのお散歩。真昼間のまっすぐな道で、向こうから歩いてきた人が急に叫んだので、「むしろなんですれ違うときまで気づかなかった!?」と思いました。
で、叫んだその人に対してしいちゃんは当然びっくり。
ビビりなわんこなので、驚くと跳ねます。それを見てかなり嫌な顔をしてその人は走り去っていきました。しいちゃんは二度びっくり。
たぶんわんこが嫌いな人だったんだろうな、とは思うのですが…逆効果です。
駆け出すと
急に走りだされると、我が家のわんこたちは追いかけたくなっちゃいます。
しいちゃんは小さいころ、ジョギングをする人とすれ違うたびに「あの人についていくの!」とごねて大変でした。「走っている人」はかなり魅力的なようです。
2歳を超えた今ではジョギングをする人を追うことはなくなりましたが、それでも突然走りだす人には熱い視線を送っています。わんこが苦手な人は、駆け出さない方が無難です。
叫ぶと
わんこは大きい声にも反応します。子どもに叫ばれることはわりと多いので、しいちゃんは最近慣れてきました(ちなみにシェルくんは間近で叫ばれない限り無反応です)。
でも、いくら慣れていても大きな声が聞こえればわんこはそっちを向きます。
子ども「わあ、犬だ!」
(しいちゃん、そっちを見る)
子ども「こっち見た! 怖い!(泣き出す)」
ごめんよ…とは思いますが、だったら叫ばないで! と悲しくなります。
子どもは無自覚で声が大きいから仕方ないかな、と思う部分もありますが。
散歩中はハアハアしていることが多いので、歯が見えています。別に敵意があるわけではなく、暑い&お散歩が楽しくて興奮しているだけです。
口を開けているのを見て「噛まれる!」と言われたこともあります。「噛みませんー」と思いながら早足で撤退しますが…。
仮に噛みつくわんこだったとしたら、その子に向かって大声を出すのは危険です。
わんこの注目を浴びたくないのであれば、静かに避けるのが一番。お互いにそっとし合いましょう。
立ち止まってじっと見ないで!
これはもしかしたらわんこ好きな人なのかもしれませんが…そして、こうなるわんこはしいちゃんだけなのかもしれませんが。
お散歩中にその辺のにおいをかいでいると、立ち止まってこっちをじっと見ている人がいたりします。
あんまり長く見つめられると…しいちゃん、怒ります。
無言でじっと見つめられる、というのがかなりイヤみたいです。
道の端に立ち止まって、こっちをじっと見てくる人は時々困ります。こちらも足早に通り過ぎようとしますが、ずっとこっちを見ているとわんこも気にします。
しいちゃんと見つめ合う形になってしまうと、怒りのボルテージが少しずつ上がっていくのがリードから伝わってきます…。
そこそこ強面のわんこなので、マズルをしわっとさせて「ウーッ」と唸るとなかなかの迫力です。
犬が苦手な人はしげしげと見ることはあまりないかもしれませんが、見つめると怒るわんこもいるので気を付けましょう。
犬が好きな人は、ぜひ声をかけてください(しいちゃん、「かわいいね」「お利口ね」などと声をかけられたうえでじっと見られるのは構わないようで怒りません)。
まとめ:人もわんこもいろいろ
犬が苦手な人がいるように、人が苦手な犬もいます。
こっちに来ないで! という気持ちは、もしかしたらお互い様かもしれません。
気遣いをしあって、気持ちよく歩けたらいいですね(‘ω’)ノにいで家のママでした。
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