(アイキャッチ画像:こわい、こわいけど気になる…というものを見つけたときのしいちゃん。必殺後ろ足残し)
わんこは人間とは違います。日常のいろんなところで、それをひしひしと感じます。
特にそれが顕著に表れるのが「怖いもの」について。
犬は人間が思いもよらないものを怖がります。
我が家のしいちゃんは雷も花火も平気。道路にある金属のアミアミも、気にせず乗り越えます(ジャンプで越えるときと普通に歩いて越えるときがあります)。
しかし、そんなしいちゃんにも怖いものはあります。わりと珍しいものに怖がっている気がします。
ということで我が家のしいちゃんの怖いもの、ランキング形式で発表します。
3位
ひらひら、ぱたぱた揺れるもの
たとえば、風で舞い上がるビニール袋。
お店の横に立てられたのぼり。
急に動くのが怖いのか? 予想がつかない動きが怖いのか?
むしろその動きにこちらがびっくりするほど飛びあがります。
小さい頃はのぼりが立っていると、怖くてその横を通れませんでした。
今ではほとんど気にせず通れるようになりましたが、急な風で布が動くとビクッとしています。
時折、風で揺れる自分のリードに驚いているときもあります。わんこにとって「風で物が動く」というのは不思議な現象なのかもしれません。
ひらひら系のものが嫌いなわんこの話は時々聞きます。わりと共通で嫌われがちです。
2位
急に手を出してくる人間
しいちゃんは、なでなで大好きなわんこ。それでも急に触られるのは嫌いです。
特に小さな子どもは予想のつかない動きをするので、怖いようです。すぐにお耳ぺたん、しっぽしょぼん状態になります。
さらに怖くなると小さい声で「ぴー、ぴー」と言いながらパパママにおんぶをせがんでくるしいちゃん。
可愛いのですが…自分より小さい(ときにはよちよち歩きの)子どもにそんなに怯えなくても、と思うこともあります。
ちなみに対大人であっても気に入らない手の出され方をすると、華麗なバックステップで避けます。
(相手が手を出したまましばらくじっとしていてくれるとすぐ復活して「なでて!」が始まりますが)
1位
台所で何かを焼くこと
しいちゃんが最も怖がるもの、それは「台所で何かを焼くこと」。今までこれを怖がるわんこに出会ったことがありません…。
こればっかりは今も嫌がります。
フライパンで炒め物をしたり、グリルで魚を焼いたり、オーブンで何かを焼いたり。
煮るのは特に問題ないようで、平気です。
(ちなみになぜかバーベキューも平気でした。思いっきり焼くのに…)
においが嫌なのか、音が嫌なのか、台所で(何かを焼く工程のある)食事の支度が始まると、ガタガタブルブル震えながら高いところに逃げたり、人間にしがみついたり。
台所から離せばおさまるので、焼く料理のときはしいちゃんを台所から遠い別室に連れて行くことになります。
しいちゃん用のおやつを作っていても怖がるのは変わらなかったので、美味しい匂いかどうかは関係ないようです。
(完成したおやつは大喜びで食べました)
番外
長いホース
初めて遭遇したときはものすごく驚いていましたが、それ以降は驚かなくなったため番外としました。
ある日のお散歩中、角を曲がった先にまとめた長いホースが置いてあり、見つけた瞬間びよっと飛び上がりました。
猫ちゃんが驚いたときと同じような反応で、人間もびっくりしました。
その後しばらく(ものすごく腰が引けた状態で)においを嗅いでいたので、いろいろ調べて考えた結果「これは特に危なくないな…」と納得できたのかもしれません。
(見た目が蛇に似ていて怖かったのかな、と見ていて思いました)
怖いものはどうする?
克服できた方がありがたい、というものは訓練するのもありだと思います。
我が家でも、お散歩中に出会うものはなるべく「無害だよ」と教えたくて、しいちゃんが十分に調べる時間をとれるようにしていました。
よくよく調べると納得できるようで、そのあとは(少なくとも同じものには)あまりおびえなくなったので効果はあると思います。
お外で出会うものを怖がっているわんこの場合、そのままにしておくのは危険です。
- 驚いて急に走り出す
- お散歩が嫌いになってしまう
- お外で攻撃的になる
などのリスクが考えられます。
でも、室内で出会うもので、人間の工夫で取り除けるものは無理に克服しなくてもいいかもしれません。
我が家では炒め物の頻度が減りました(笑)。
わんこは人間と一緒に暮らすために、たくさんの譲歩をしてくれています。そのかわりに人間側としても、わんこに対してしてあげられることはしてあげたい、と思っています。
皆さんのわんこの怖いものが少しでも減りますように(‘ω’)ノにいで家のママでした。
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