迷い犬を見たらできること・みんながおうちに帰れるように

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犬と暮らして

皆さんは、迷い犬を見かけたことはありますか?
私は一回だけあります。

自分も犬を飼っているにもかかわらず、実際に見かけると結構焦ってしまい「ベストの行動」がとれませんでした。
私はこうしました、という経験と、こうしていればきっともっとよかった、という話をまとめておきます。

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わんこが歩いてる!?

仕事で早朝から外にいたときのこと。
周囲がざわついたので、そちらを見てみると…道路を挟んで反対側、わんこが一頭で、元気よく歩いていました。
「ノーリードでお散歩?」と思うほど、堂々とした歩きぶり。でも周りを見ても、飼い主らしき人間の姿は見当たりません。

あれって…迷子犬!?

と、気付いたときにはすでに遅し。
わんこはそのまま見えなくなってしまいました。

しいちゃんシェルくんと同じくらいのサイズのわんこ。周囲も「どうしよう?」という雰囲気で、積極的に追いかける人もいないようです。
私も仕事に戻らねばならず、すぐに後を追ってあげることはできませんでした。

電話をかけてみた

その場を移動するときになって、やはりさっきのわんこが気になります。
そこでようやく、「動物愛護センターが開く時間だ!」と気づきました。
(見かけたのは結構早朝でした)

電話をしてみよう、と思ったのですが、しばし悩みます。
・目撃しただけ
・少し時間も経ってしまった
なのに電話をかけてよいものか…?

最終的には、「我が家のわんこがもしも迷子になったら、一件でも多くの目撃情報が欲しい!」と思って電話をすることにしました。

動物愛護センターとのやり取り

かなり緊張しながら電話。動物愛護センターに電話するのは初めてでした。

ママ
ママ

すみません、×時ごろ●●の◆◆通りを○○の方向に、中型犬が歩いていくのを見かけたんですが…(以下犬の見た目などの情報)

保健所の人
保健所の人

そうなんですね! じゃあ探しに行きますので!
ありがとうございましたー。

あっさり
びっくりするほど、あっさりでした。

一応連絡先をお伝えし、それでお電話は完了しました。

しばらくすると、保健所から電話が。

保健所の人
保健所の人

お電話いただいて探してみたんですが、あのあたりにはいなかったですね。もう飼い主のところに帰ったかもしれませんね!

探しに行くの早い!!
というか自力で帰るの!? というか、結構こういう通報ってよくあるの?
と、ちょっと混乱しましたが、かなりあっさりした対応でした。
というか、電話一本ですぐ探しに行ってくれることに驚きました。
(たまたま時間があったのかもしれませんし、いつもそうなのかはわかりませんが)

飼い主を探してみた

保健所の人は「飼い主のところに帰ったかも」とは言っているけど…やっぱり気になる。
ということで、SNSに頼りました。

Twitterで「迷い犬 見かけた地域」で検索。
すると…いました。この子じゃないか? という子、私が見かけたわんこによく似た子を、探している人がいます!

連絡先も公開されていました。
恐る恐るリプライ&お電話。
(やはりこれも、「もし私なら一件でも目撃情報がほしい」という思いからです)

その時点でわんこは見つかっておらず、飼い主さんはじめ複数の人で捜索を行っている、とのことでした。

見つかった!

気になってTwitterをチェックし続けていたところ…数日後、無事見つかったという報告が!
飼い主さんからも、ご丁寧に連絡をいただきました。
(かわいいお写真も送っていただきました)

全く知らないわんこ、一回見かけただけのわんこですが、雨が降れば「濡れていないかな」と思い、寒くなれば「どこか暖かいところで過ごせているだろうか」と思い…胸が痛みました。
見つかった、と知ったときは本当にうれしかったです。

こうしていればもっとよかった

動物愛護センターに連絡をしたところ、SNSで飼い主さんや探している方を見つけて情報提供ができたところは良かったと思います。

ただそれでも、あとから考えてみると、自分の行動のまずかったところがいろいろ思いつきます。

写真を撮ればよかった

とっさに追う、捕まえる、は無理でも、「写真を撮る」ならできたはず。
(というか知らないわんこを追いかけて、逆に警戒させたり危険な道に飛び出させてしまったりしたら、と考えると「まず写真」の方が無難だと思います)

多少遠くてもきちんとした写真が撮れなくても、ないよりあったほうがよいです。
私の見かけたわんこの場合、ちょうど同時期に近隣で似たわんこが迷子になっていたようで、その2頭の目撃情報が混ざり行動範囲が絞れなかったようでした。
写真があれば、「このわんこはこっちの子」と特定することができます。

急いで電話すればよかった

他にも目撃者がいたため、「今更電話しても…」と思ってしまったのですが、見かけてすぐ電話すればもっと早く見つかったかもしれない、と後になって思いました。
その時間帯は動物愛護センターはまだ開いていませんでしたが、あとから調べてみると交番への電話でもよいそうです。
最寄りの交番の連絡先は調べればすぐ出てきます。早く電話をしていたら、もっと早く見つかったかも…と思いました。

開いている時間なら動物愛護センターが、開いていない時間帯なら交番がいいと思います。

まとめ:まず写真、次に電話

もちろん、保護できればそれに越したことはありません。
が、それが難しそうならまず写真を撮ろうと心に決めました。情報は大切です。

また、なるべく早く電話をしようと思いました。動物愛護センターの方の口ぶりからは、ほかの通報があった様子はありませんでした(けっこう他にも目撃していた人はいたはずです)。
誰かがかけてくれるはず…と思わず、自分が電話しないといけないな、と思います。
電話をかけても面倒なことは何もありませんでした。見かけた場所、時間、犬の特徴を知らせるだけなので、数分で済んでます。

我が家のシェルくんも元保健所収容犬。やせ細って捕獲されたようですが、もっと早く保護されていれば…と思うこともあります。

迷子のわんこが一日でも早く、自分のおうちに帰れますように(‘ω’)ノにいで家のママでした。

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