今まで我が家の中型犬2頭がかかったことがある病院は3軒。
つまり、3回「わんこの病院探し」をしています。
最初に「ここだ!」と決めてかかりつけにしていた病院は、残念ながら閉所になってしまいました。その後いろいろ考えて、現在はまたかかりつけ病院を決めることができています。
動物病院大好きなパパママ(笑)がどうやってかかりつけ医を決めたか、動物病院選びのポイントについてまとめます。
超大事:家からの距離
まずは「何かあったときにすぐに行けるかどうか」。
健康診断やワクチンなら多少遠くてもいいかもしれませんが、「かかりつけの病院を決める」となったら距離は近いに越したことはありません。
わんこが体調を崩したとき、どうしよう!? と思ったとき、いつも見てもらっている先生に診察してもらいたいですよね。
今はネットでいろいろな口コミが見られます。が、遠方で評判がいい病院よりも、まずは近場! と考えて選びました。
(だから通っている病院の口コミは読んだことがありません)
しいちゃんがうちに来て、私が一番恐れていた病気が「胃捻転」。胸が深いわんこはなりやすい…と聞いて、恐れていました。
すぐにお医者さんに見せた方がいい病気です。そんな事態になったとき、家から遠くて行きにくいのは嫌だな…と思っています。気軽に行ける距離はやっぱり大切です。
実際問題:休診日
もちろん、こちらも大事。
自分が行ける曜日がいつも休診…だと悲しいので、自分の行ける日と休診日を確認しました。
最近は休診日が少ない病院が多い気がしますが、個人病院だとどうしても「この曜日は休み」というケースがあります。
ただし、かかりつけの休診日に「どうしよう!?」が発生するとまずいので、夜間や祝日にやっている病院の連絡先も調べてあります。
皆様も、かかりつけのお医者さんが開いていない時間帯に行ける病院は調べておいて損はないと思います。
結局は:先生の人柄
人柄というと漠然としますが、「この先生の言うことなら信じられる」と思うかどうか、を重視しました。
言い換えれば「誠実さ」だと思います。
獣医さんに求めるものは、人によってさまざまだと思います。
ぶっきらぼうでもとにかく腕が良ければ、という意見もあるでしょうし、優しく寄り添ってくれる先生を求める人もいるでしょう。
私は「こちらに向き合って説明をしてくれる」人を求めました。
具体的には、私がいくらわけのわからないことを言っても、それを笑わず聞いてくれる先生が理想です(笑)。
病院全体が「気軽においで!」という雰囲気だととっても嬉しいです。
今のかかりつけも、すでに閉所になってしまった最初のかかりつけも、「体重だけ測りに来てもいい、特に用事がなくても来てOK」と言ってくれるお医者さん。
治療のときや注射のときだけ医者に行く、だと、わんこも通院がストレス。
我が家は何でもない時でも獣医さんに行って、誰もいなければ待合室に入れてもらって、誰かいるときはお医者さんの前でおやつタイムをとって帰宅、というお散歩をすることがあります。
それを歓迎してくれるお医者さんでないと通えないな…と思っています。
ただの相談でも、わんこを慣らすためでも、訪れたら歓迎してくれるお医者さんが理想です。
しいちゃんが去勢手術を受けるとき
我が家がそういう発想になったのは、最初のかかりつけのお医者さんの影響です。
実はその病院では、すぐには去勢手術をさせてもらえませんでした。
というのもお医者さんからこう言われたから。
「この子は繊細なところがあるから、いきなり手術で一泊ということになったら病院を嫌いになってしまうかもしれない。
まだ若くてこれから何度も来ることになる場所を嫌いになってしまったら、今後この子にストレスがかかる。
だから何度か通ってもらって、この子が場所に慣れてから手術しましょう」
結果としては大正解でした。
しいちゃんは何度も通ううちに「ここもおうちだ」と思うに至り、お散歩の途中で通ると「早く入ろう!」と急かすわんこになりました。
手術の直後こそはしょんぼりしていましたが、病院自体は嫌いになることはなく先生のことも大好き。
ワクチンのときも健康診断のときも、無用なストレスをかけることなく通院できました。
その他、重視しないことなど
あ、もちろん「わんこ好き」は大前提です。
診察中にしいちゃん・シェルくんが寄っていったとき、嬉しそうに撫でてくれるとこちらも嬉しくなります。
邪険にされると…「この病院はやめよう」と思います(幸いそんな経験はありませんが)。
もちろん病院ですから、嫌がるわんこに処置をしなければいけない時はあります。
でもそのときにも配慮してくれる先生だと嬉しいです。
ひるがえって我が家の場合、「設備が整っている」「建物が広い」というハード面はあまり重視していません。
もちろん整っているにこしたことはないですが…最低限清潔であればいいかな、と思っています。
まとめ
まずは自宅から近くて通いやすいところ。あとは自分が納得できるかどうかを大切に。
おまけ:かかりつけが閉まっている時間に行ける病院も確認しておこう。
物言わぬわんこのこと、かかりつけのお医者さんはその声を伝えてくれる人であってほしいと思っています。
みなさんがよきわんこの代弁者に出会えますように(‘ω’)ノにいで家のママでした。
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