最期までわんこと暮らす『看取り犬・文福の奇跡』

スポンサーリンク
犬と本

すっごく犬が好きです。
できれば死ぬまでわんこと暮らしたい、死ぬときもわんこに看取ってほしい。
でもそうしたらそのわんこの面倒を見てくれる人はいない、年を取ったらわんこと暮らすのをあきらめなくちゃいけないよね…。

そんな犬好きにとっては夢のような環境がありました。

スポンサーリンク

ペットと入所できる老人ホームの日常

それが「さくらの里 山科」。
神奈川にある、わんこ・にゃんこと一緒に暮らせる老人ホームです。

そして『看取り犬・文福の奇跡』は、そんな老人ホームでの出来事を書いた一冊。
もう泣けて泣けて…仕方ありませんでした。

本書のタイトルには『奇跡』と入っていますが、私はあえて「日常」を書いた一冊、と理解したいと思います。
なぜなら、ここに書かれている内容はきっと犬飼い・猫飼いならうなずけることばかりだから。
15のエピソードが掲載された本書から、以下で私が特に共感したエピソードを3つ紹介させてください。

犬と人、いつまでも寄り添って

「アミを置いてどこにも行くもんかー!」

ダルメシアンのアミちゃんを置いて施設に入所することを拒む男性のエピソード。
この言葉だけでもう、涙腺が緩みます。

飼い主さんは認知症の症状が出ており、現実的にわんこと暮らすのは難しい。
それでも本人は、そしてわんこは、このまま暮らしたがっている…。

高齢化社会を迎えた日本、そしてペット大国である日本では、同じような状況がたくさんあるのではないかと思います。
私だって…将来こうならない保証なんてありません。
訳も分からず「愛犬から引き離される」と感じる状況になったら…と思うと胸が痛みました。

虹の橋からのエール

この老人ホームにいるのは、入所者さんのわんこ・にゃんこだけではありません。
保護団体からやってきた保護犬・保護猫もいるのです(素晴らしい!)。

一人の入所者さんと絆を結んだアラシくん
しかし、もともとテンカンの持病があった彼は、じきに虹の橋を渡ってしまいます。
それでも入所者さんは…というお話。

我が家のシェルくんも、今はお空にいます。
生き物である以上「死」は避けられません。
わんこと暮らし始める前は、その「死」を自分に受け止められるのか…悩んだこともありました。
でも、命が終わっても絆は終わりません。シェルくんが私に与えてくれたものは、その死で消えてしまったりはしません。

ペットロス的な症状で苦しむこともあれど、やっぱりシェルくんと出会えてよかった! と思っている私にとっては、勇気づけてくれるようなエピソードでした。

愛犬と一緒に難病に立ち向かう

わんこのためなら頑張れる! っていうこと、ありませんか?
このお話の主人公も難病に苦しみ、リハビリに苦闘していました。
それを支えてくれたのはキャバリアのナナちゃん
わんこと一緒にリハビリを繰り返すうち、少しずつ「自分らしく」生きられるようになっていって…というお話です。

自分のためには頑張れなくても、誰かのためなら頑張れる。
モノ言わぬわんこ・にゃんこは、その大きな支えになってくれるのだと思います。
いくら仕事で疲れていても、しんどいことがあっても…しいちゃんの笑顔を見たら「よーし、散歩行くか!」って気分になりますしね。

このエピソードでは、人間だけではなくわんこにも変化が…。
気になる方はぜひ本書をお読みくださいね。

まとめ:伴侶動物が与えてくれるもの

小さなこの子たちは、本当にたくさんの温かさを与えてくれます。
それを再確認できて、目の前のわんこが改めて愛おしくなる本でした。
私はついつい自分に重ねて涙が込み上げてきたので、人前で読むのはオススメできないかもしれません(笑)。
ぜひいい読書ライフを(‘ω’)ノにいで家のママでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました