犬最高!
特に中型雑種犬は最高の最高!って、いつも言ってる私ですが。
「はっきり言って、犬を飼うことは誰にでもおすすめできるわけではありません。」
犬を飼う前に、犬を飼おうかなと思ったときに、犬を飼い始めたときに、犬を飼ってしばらくしたときに…まだ見たことがない、読んだことがない人には絶対見てほしいページを紹介します。
「犬を飼うってステキです-か?」
犬を飼うっていいなあ。
子犬、ほしいなあ。
そんな気持ちで犬をもらってきたら…?
大変、犬は「飽きたら終わり」にできるおもちゃじゃないんです。
犬を飼うのは大変なこともたくさんありますよ。
でも、かけがえのないことでもあるんですよ。
そんなことをマンガ形式で教えてくれるのが「犬を飼うってステキです-か?」
東京都福祉保健局による愛護読本。
なんとなんと、アニメ化もされています。
アニメ版の方がマンガ版で気になる部分もかなり改善されていてオススメです。
ぜひぜひ見てください。
私は見るたびに泣けて泣けて…この記事を書くために見直して、そしてまた泣きました…(´;ω;`)
「子犬が欲しい!」って言う子どもたちへ
「犬が飼いたい!」っていう子ども、多いですよね。
お散歩中に会う子どもに「いいなあ、うちも犬欲しい」って言われること、多いです。
私も昔、そうでした。
犬が飼いたくて飼いたくて、飼っている人のうちに遊びに行ったり、散歩させてもらったり。
「ぜんぶ自分でめんどうみるから!」「散歩もいくから!」「うんちも片付ける!」
「だから、犬、飼いたい!!」
過去の自分を見るようです。
結局私の親は、犬を飼いませんでした。
それは大正解だったと思います。
そう、「犬を飼うことは もともと子供だけにできることではありません」。
子どものために、と飼い始めても、あくまでも「大人の飼い犬」です。
子どもは世話をしきれません。
子どものころ犬を飼ってもらえなかった私は、成長して犬と暮らし始めました。
あのとき親が犬を迎えていなくて、本当に良かったと思います。
昔の私に言いたい。
「子どもには犬の面倒は見られません。犬を飼うのは諦めなさい」
昔の私は言うでしょう。
「なんで? そんなのわかんないじゃん。ちゃんと世話するよ!」
でも、子犬はいたずらします。
毎日ご飯を食べるし、お水を飲むし、お散歩に行きたがります。
トイレだって一日何回もします。
学校に遊びに、忙しい子供が世話をできるペットじゃないんです。
生後3か月で我が家に迎えたしいちゃんは、一日5、6回に分けてご飯を食べていました。
もうこの時点で、誰かが家にいる環境じゃないと無理ですよね。学校に通っている子どもにはまず無理なスケジュールです。
ちなみにトイレもこまめにしたいタイプ。
おしっこをしたあとのトイレシーツをすぐ片付けてあげないと、鼻先でたたもうとして擦り傷ができちゃいます。
一日3、4回はおしっこをします。
(1歳になるまでは1日10回ぐらいしてました。ちょっとずついろんなところにするんです…)
それに加えて1日1回は散歩に行きます(最近は1日2回)。
できるのか?昔の私。
(絶対、ムリ!)
子どもがどうしても、どうしても犬を飼いたがるなら
「犬を飼うってステキです-か?」を読んで、さらに上の体験談を読んでもらえば、子どもが「自分で面倒見る!」と言っても、子犬は無理だなってわかってもらえると思います。
じゃあ成犬はというと。
推定8歳で我が家に来たシェルは、ご飯は1日2回でも大丈夫。
トイレは朝晩の散歩でします。1日2回連れ出してあげれば(基本は)大丈夫。
こういう犬なら、子どもが「犬を飼いたい」って言ってもかなり世話ができるかもしれません。朝学校に行く前と、帰ってきてから1回のお散歩とご飯。
もちろん、医療費や食費等は子どものお小遣いで賄うのはかなり厳しいと思います。
そこはきちんと「いくらかかるか」も含めて話し合いが必要でしょう。
だからもし、子どもが「自分で世話をするから犬を飼いたい」って言ったなら、成犬を迎えることもぜひ視野に入れてください。
「成犬なんてかわいくない」って子どもが言うとしたら?
子犬は1歳で大人になります。そして10年以上生きるんです。
飼い始めた子犬が成犬になったら、世話をするのをやめちゃう?
…きっとその子は、まだ犬と暮らす準備ができていません。
もちろん犬はいずれ老います。
その時の介護は、やっぱり子どもには無理でしょう。
(犬もぼけます。徘徊もします。夜鳴きも…)
体調が悪いときだってあります。シェルはお腹を壊して下痢を連発、カーペットをダメにしたことがあります。
たった数日の経験ですが、ものすごく長く感じました。室内でいつ下痢するか分からない犬、隣にいるとかなりドキドキします。
一度てんかんのような発作を起こして倒れました。心臓も悪いので薬を飲んでいます。
珍しいことではなく、どんな犬にもありうることです。
大人の方が「無理だな」と思ったら、子どもには諦めてもらいましょう。
本当に犬を飼いたい子どもは、成長したら勝手に飼います(私みたいに!)。
大人が「飼いたい」と思って、子どもも「飼いたい」と思ったときはじめて犬を飼う、でいいと思います。
「犬を飼うってステキです」
だけど、「誰にでもおすすめできることではありません」から。
でもでも、それでも、「犬を飼うってステキです」よ!
犬と暮らしたい人は、ぜひ自分に合う犬を見つけてください。
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