犬の体は全部かわいい…でも、尻尾は特にかわいい、と思ってます。
犬といえば尻尾。
嬉しいときには一生懸命振る。
怖いときには足の間に入れる。
そういうイメージ、ありませんか?
私は「犬ならみんな、嬉しければ尻尾を振るはず」と思ってました。
尻尾を振らない犬、しいちゃん
しいちゃんは立派な巻尾の雑種犬。
いまでこそ嬉しいとぱたぱた尻尾を振りますが、1歳ぐらいまで「全く尻尾を振らない犬」でした。
怖いときは尻尾がたらりと下がって足の間へ。
そうでないときはくるっと巻き上げる。
感情表現はしっぽの上げ下げだけ…。読み取れるのは「怖いかそうでないか」。
という時期がしばらく続きました。
最初のうちは子犬育てに必死だったので、全く気付かなかったです。
もしかしてうちの子、ちょっとヘン…? 他のわんこと違う…と思ううちに、振るようになってくれました。
ただし最初はなんだかぎこちない振り方。
「くいっ…くいっ…」っていう、何かが引っかかったような尻尾の振り方だったので、それはそれで心配になりました(笑)。
今では、「おかえり!」「遊ぼう!」のとき、立派に尻尾を振れるようになりました。
振れるようになった…とはいえ、別に何かを教えたわけではないのですが…。
いつの間にか、自然とぱたぱたができるようになっていました。
とはいえ飼い主以外の人に尻尾を振ってるのを見たことはありません。
外で他の犬のようにぱたぱたして見せることはなく、おうちの中限定です。
性格なのかな…と思っています。
ちなみにシェルは
2020年現在、我が家に来てほぼ一年ですが…全く振りません。
テンションが高いとき、嬉しいときは尻尾をピンと立てます。
(例 お散歩に行くとき、ご飯の前、人が帰ってきたとき)
テンションが低いとき、何か嫌なことがあったときは尻尾が垂れ下がります。
(例 お散歩の帰り、ご飯がなくなったあと、お尻や足を拭かれているとき)
嬉しいときに尻尾を振るのを、まだ見たことがありません…。
これがシェルくんの性格なのか、それともまだまだ私に見せていない一面があるのか…は謎のままです。
シェルが尻尾を振るようになったらまた記事を書きます(笑)。
寝っ転がった姿勢から起き上がるときに尻尾を振り回していることはありますが、感情の表れというよりはバランスをとろうとしているように見えます。
犬の尻尾は奥深いです。
コミュニケーション力との関係は?
犬は尻尾でも社会的なサインを送り合う…と言いますが、犬付き合いがうまいのは圧倒的にシェルの方です。相変わらず尻尾は振りませんが。
しいちゃんはお尻をかがれるのが嫌で、他のわんこからは逃げてしまいます。
子犬のころは尻尾でぴったりお尻に蓋をして逃げ回っていましたが、今では尻尾は上げたままダッシュで逃げます。でも自分は嗅ぎたいから嗅ぎに行く。
シェルは上手に嗅がせてあげることも嗅ぐこともできるので、向こうが吠えかかってこない限りは穏やかにご挨拶できます。
(小型犬には怖がられて嗅がせてもらえないこともありますが。体重16kgは怖いですよね)
犬の尻尾の先だけが色が違うのは、感情の変化をよりはっきりさせるためだという話も聞いたことがあります。シェルはそこがはっきりしてるからコミュ力が高い、のかも?
しいちゃんは常に巻き上がった尻尾なので、いまいち感情はわかりにくいです。
『デキのいい犬、わるい犬』で有名なスタンレー・コレン氏の実験で、尻尾が短い・ない犬は、犬同士のトラブルが増えるっていうのもありましたしね。
しいちゃんがコミュ力がないのは尻尾のせい…!?ってことに、しておきます。
(もしくはまだ若い犬だから…? とはいえ3歳目前、たいして変化がありません)
亀の甲より年の劫、なのかな? と思う、にいで家のママでした。
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