すっかりシリーズ化した「保護犬と暮らしたい!」の記事ですが、ついに「預かりボランティア」についてです。
やっぱり自分でやってみないとこれは語れないだろう、ということで、記事が遅れてしまいました。
先日念願の「預かりボランティア」を、たった1か月半ですが経験することができました。
その経験から、「預かりボランティア」として保護犬と暮らす上で「これはないと無理だ、と思ったもの」「これはあった方がよかった・あってよかったと思ったもの」について、大きく4点を取り上げてまとめておきたいと思います。
我が家が預かったのは生後2か月の子犬です。子犬の預かりボランティアをするうえで必要なもの、としてお読みください。
これは必須! ないと無理なもの
我が家は生後2か月の子犬を2頭あずかりました(2頭とも今では素敵なおうちに迎えていただき、超幸せな家庭犬としての犬生を歩み始めています)。
その経験から、ないと無理!と思ったのは…お金と時間です。
なんだかんだで重要な「お金」
私がお預かりしたのは「わんにゃん小梅保育園」のわんこたち。
ワクチンやマイクロチップ挿入などにかかわる費用は団体持ち。支援品のフードやトイレシーツをいただくことはありましたが、それ以外の医療費や食費、消耗品費などは持ち出しです。
超元気な子犬2頭とはいえ、ちょっとした環境変化で下痢をすることもあり、我が家滞在中にも医者に連れていくことはありました。
わんこの医療費は(保険がきかないので)高いです!
フードもある程度の質のものを食べさせてあげないといけません。大事な大事なよそ様の子、安いご飯なんてとても食べさせられない…ということで、我が家であげていたのは(団体さんで最初あげていたという)サイエンスダイエットプロでした。
預かりっ子たちのご飯
我が子・しいちゃんのご飯
預かりっ子たちのご飯は、3.3kgで3,858円=1kg1,169円。
我が子のご飯は、11.4kgで9,480円=1kg831円。
………大事なよそ様の子だから!
実際にいくらかかったか、というのも後日まとめていきたいと思います。
子犬の場合は特に必要な「時間」
これも預かったのが子犬ちゃんだったというのが大きい要因なのですが。
子犬、ずっとおしっこしてます(誇張表現)。
預かりブログの方でも書きましたが、子犬は日に10回程度排泄します。
そのたび(当然ですが)起きるので、遊びもすればいたずらもします。
夜だって、しっかり寝てくれる日ばかりではありません。数時間おきに起きて遊びをねだったりトイレをしたくなったり…という日もあります。
ようやくとれた数時間の睡眠の間におもらしをされ、目覚めたら泣く泣く排泄物にまみれた子犬を洗う…ということもあります。
時間的な余裕がないと、少なくとも子犬の預かりはつらいです。
なくて大変だったものやあってよかったもの
我が家には車がありません。とにかくこれが大変でした…。
そして先住犬は2頭。こちらはいてくれて本当に助かりました。
移動のときにはやっぱり「自家用車」
里親会への参加、団体さんのかかりつけにしている病院への通院、本当のご家族様への搬送…
すべて、車での移動が必須です。
(ある程度のサイズのわんこは電車に乗れないので…)
我が家の場合は「車がない」ということも最初にお伝えした上で子犬たちを預からせていただいたのですが、すべての移動が他の預かりさん頼りでした。
我が家が大変だったというわけではなく、他の預かりさんにかなりご負担をおかけしたと思います。
保護犬預かりをするなら、車があった方が絶対便利です。
仲良く遊んでくれるなら「先住犬」
我が家のシェルくんはずーっと子犬たちを認めず、寄ってくると怒っていたのですが(同じ団体さんの出身だよ、と言い聞かせてました)。
しいちゃんはびっくりするほど遊んでくれました。むしろ子犬たちが「そろそろ眠い…」となっていても「まだ遊ぶ!起きて!」というテンションだったので、しばしば引き離して寝かせてあげないといけないほどでした。
おかげで「遊んであげる」というお世話を意識してする必要はなかったです。
もちろん私も遊びたかったのでたくさん混ぜてもらいましたが(笑)、だいぶ育ってくると犬同士の方が楽しいらしく、途中から人間そっちのけで遊んでいることも。
こっちが疲れているときは相手をしてくれて非常にありがたかったです。
まとめ
まずはお金と時間が必須。自家用車があると移動に便利。
子犬の場合、遊んでくれる先住犬はかなり助かる協力者。
子犬の預かりをして、学ぶことが本当にたくさんありました。
しみじみとやってよかった、やらせてもらえてよかったと思います。
これから保護犬の預かりボランティアを始めよう! という方の参考になれば幸いです(‘ω’)ノにいで家のママでした。
コメント