しいちゃんの首輪を押さえていたら後退りしてスポッと抜け、そのまま走りながらどんどん小さくなって閉じた玄関ドアのわずかな隙間から逃げていく…という夢を見ました( ; ; )
(起きてすぐにしいちゃんがいるかどうか確認しました。すやすや寝てました)
超心配症なママなので、時々こういう悪夢を見ます。でも実際、家庭内でも何が起きるかわかりませんよね。
我が家のわんこたちはお散歩のときだけ外に出る、箱入り室内飼いわんこ。それでも「危ない!」と思うこと、いろいろあります。
家庭内でわんこと暮らしてきて、実際に経験したヒヤリ・ハットについてまとめます。
お散歩準備のとき
シェルくんを迎えてしばらく経った、ある日のこと。
我が家ではパパママそろって散歩に行くことが多いです。
人間が着替えて、わんこにハーネス・お散歩用首輪を装着し、それぞれにリードをつけて、お散歩用のかばんの点検(わんこの落とし物拾いのためのビニール袋やティッシュ、消臭スプレーやお水もろもろが入っているかどうか)…意外とやることがいろいろあります。
それでも一日2回、繰り返していると慣れてくるもので、勝手に体が動きます。
準備ができて、さあ行こう! というとき。
なんだか違和感…。
なんか今日、しいちゃんたちいつもと違わない…?
あれ、そうかも。なんでだ?
…あ!
よく見れば(というかよく見なくても明白だったんですが)、しいちゃんはシェルくんの、シェルくんはしいちゃんの首輪・ハーネスをつけていました。
お互いの道具を取り換えっこした状態。
体格がほとんど変わらない(お互い15kgぐらいの)中型犬なので、特に問題なくつけられてしまいます。
しかも彼らは首輪・ハーネスに対してこだわりがないタイプなので、どれを付けられても特に反応がありません(買い替えるときなんかは助かるんですが)。
ヒヤリ・ハットポイント
どっちもお散歩用だから問題ないよね? と感じられる方もいらっしゃると思います。
たしかにしいちゃんの道具をシェルくんに…は、我が家の場合ほぼ問題ありません(毛がもっさりしているので、ちょっときつめではありますが)。
シェルくんはほとんど引っ張りのないわんこ。なるべく軽く、体に負担の少ない首輪・ハーネスを選んでいます。
対してしいちゃんは力が強く、興味のあるものを見つけるとぐいぐい行こうとします。そのため、シェルくん用の首輪・ハーネスは引っ張りに負けて壊れてしまう可能性があります。
体格が違うわんこの多頭飼いの場合「間違えた!」ということはないと思いますが、似たような体格かつ特性の違うわんこの場合…危険です。
パパママはうっかりミスをしがちなので、出る前に「ハーネスOK?」「首輪OK?」と声を掛け合って確かめるようにしています。
対処法:人間はミスをするもの。間違えることを前提に、「チェック」までルーティンにふくめよう。
眠るとき
我が家は寝室で、犬も人も一緒に寝ています(ときどき布団を奪われます)。
ドアを開けておくと夜中・朝方別の部屋に行って悪さをすることがあるので、基本的に締め切った寝室で眠るのですが…。
ある日、起きたらしいちゃんがいない。
はっとして見ると、ドアが細く開いています。嫌な予感…。
隣室に行くと、案の定。
笑顔でペンをかじるしいちゃんの姿が…。
どうやら引き戸がわずかに開いており、それを鼻と前脚でこじ開けたようです。
少しでも隙間があればそこからドアを開けられるわんこ。器用です。
ヒヤリ・ハットポイント
物が壊される程度ならよいのですが(よくはない)、何かを飲み込んでしまった・かじってけがをした…となると大変です。
しいちゃんも2歳を超えていたずらが減ってきたので、人間が油断していたことを気づかされる一件でした。
寝る前に戸を閉める、ができていればいいのですが、「まだ寝るつもりではないのにうっかり寝落ちた」があると失敗してしまいます。
そのため、「万が一ドアを閉め忘れて隣に行ってしまっても壊すものがないように片付ける」ことにしています。
ちなみにしいちゃんは隣の部屋(トイレシートが置いてあるわけではありません)で小を済ませ、寝室に戻ってきて悠々と寝ていることもあります。これはドアを閉め忘れた場合防げません…。
対処法:ドアを閉め忘れてもいいように、わんこが物理的に行き来できる場所からは危険物を排除する。きれい好きになろう。
ドアの開け閉め
こちらは我が家のシェルくんのヒヤリ・ハット。
人の行くところどこにでもついていこうとするストーカーです。
ふだんはのんびり歩いているのですが、「置いていかれる!」という気配を察知したときは早い早い。
ただ、だからといって急いでドアを閉めようとすると…
がっ
と、シェルくんの頭が挟まることが…。
大きめわんこなので軽いドアで怪我をすることはありませんが、重いドアだとさすがに危険です。
ヒヤリ・ハットポイント
前脚を差し込んでくることもあり、こうなるとさらに危険度が増します。
シェルくんは自分がどこまで速く動けるかがわかっていないようで、たいてい「いける!」という感じで突っ込んできます(もしかすると、体をはって止めているつもりなのかもしれません)。
ドアに飛び込んでこないようにしつける、というのも一つだと思います。
が、シニアわんこのしつけはなかなか難しい、というのが、シェルくんと1年ちょっと暮らして思った実際のところ。
他人(他犬)を変えるより自分を変えたほうが早い! ということで、「犬はドアに突っ込んでくるものだ」という想定で暮らしています。
シェルくんもしいちゃんも付きまとってくるので、基本的に人が通るときドアは開けっ放し。
「部屋から出る→戻る」という動作をするときは、「ドアを開けて部屋から出る(ドア閉めない、犬ついてくる)→部屋に戻る(ドア閉めない、犬ついてくる)→(犬が落ち着いてから)ドア閉める」の手順を踏んでいます。
もちろん外に出るときなどはそう言うわけにもいかないので、「挟まないよう後ろ手にドアを開ける→後ずさりで出る→前を向いたまま閉める」で、犬を視界に入れながら開閉するようにしています。
対処法:犬はついてくるもの。ドアは可能な限り閉めない。どうしても閉めなければいけないときは、犬を見ながら開閉!
まとめ:ヒヤリ・ハットを意識しよう
すべての「危ない!」をなくすのは無理です。
むしろ「今危なかった」というのを意識して、「今後こうしよう」と改めるきっかけにするのが大切だと思います。
我が家のヒヤリ・ハット事例が、皆様の参考になりますように(‘ω’)ノにいで家のママでした。
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