我が家の愛犬2頭は雑種犬。
どちらも体重15kg。
毛色は2頭とも、茶色・白・黒が混ざっています。
が、毛質(や見た目)は全然違います。
以下は、飼い始めてびっくりしたわんこの毛の話です。
雑種犬が好き
私はもともと雑種犬が好き。
初めてわんこを迎えるときも、「雑種を飼いたい」というモチベーションから保護犬にたどり着きました。
しいちゃんは「THE 雑種」という感じのわんこ。
いろいろの血が混ざってます…という見た目です。
(よく年配の方に「昔飼っていた犬に似ている」と言われます)
おしりと尻尾の毛はほかの部分よりはちょっと長めですが、伸びてくることはありませんでした。
ただし尻尾の毛は妙に硬くて、床に落ちていると危険です。
全くの誇張なく、体に刺さります。
細いのでどこにでも入り込むのですが、これが足の裏に刺さる…。散歩中に「なんか痛い!?」と思って見ると長い毛が…ということがしばしばあります。
毛玉にも縁はなし。
ブラッシングをさぼっても振りまかれる抜け毛が増える程度なので、「雑種犬はお手入れがかんたん!」と思っていました。シェルくんが来るまでは。
シェルくんの毛
シェルくんは長毛の雑種犬。
ふっかふかの手触りです。
たとえるならば、おしゃれな雑貨屋さんに売っているクッション。
滑らかな手触りやつやっとした光沢が、ついつい触ってみたくなるあの感じです。
(お散歩中、よく触られて「ふわふわ〜」と喜ばれています。)
そしてシェルくん、毛玉ができます。ちょっととかさないでいると、わきの下・顔の周り・おしりが大変です。フェルトみたいにくっついて固まっちゃいます。
彼と暮らし始めて、「毛玉ってこういうものなんだ」と知りました。
そして毛も抜けます。ふわっふわで柔らかい毛がどこにでも飛んでいきます。
すべての服にくっつく悪魔の毛です。
さらにこれが…伸びます。
特におしりとお腹の毛がどんどん伸びます。
おしりはあまりに伸びるので、歩いていると短パンが風になびいているように見えます。
お腹はふわふわの毛が生えてくるせいで、長くなると小用のとき汚れがち。
(シニアなせいか、ときどき足が上がりきらないのでかかってしまうことがあります)
足裏などの部分的なところならおうちでカットができるのですが…おしり・お腹は広い! 無理!
さらに耳の中もみっちり毛が生えてくるので、これは素人にはできない…とトリミングをお願いすることになりました。
雑種犬のトリミング
トリミングといえばトイプードルなどの特殊な犬種…と思い込んでいた私は、全く無知でした。
トリミングサロンのメニュー表を見ても当然ですが、「雑種犬」はありません。
どうなるんだ…と思っていたのですが、他の犬種の料金を参考に決めてもらえるとのこと。
我が家がお願いしたトリミングサロンでは、1回のシャンプー&カットで9,000円程度お支払いしています。
気になって料金表を見たところ、イングリッシュ・コッカー・スパニエルが一番近い金額でした。
最初は「雑種犬なのにトリミングに連れてくるなんて!」って言われたりしないかな…と無駄にドキドキしていたのですが、全然怖いところじゃありませんでした。
放っておくとどんどん毛が伸びてしまうタイプのわんこだったので、定期的にサロンにお願いしています。
※お店によってもそうですし、毛の長さ・毛質・体格によっても違うと思います。雑種のわんこのトリミングを検討されている方は、まずお近くのサロンにご確認ください。
まとめ
ひとくくりに「雑種犬」と言われることが多いですが、本当に犬によってそれぞれ違います。
長毛の子を飼うか、短毛の子を飼うかは日々のお手入れにかかわる、かなり大きな差になります。
毛質に関しては成長とともに変化する場合もあるため、子犬期はわからないことも多いです。我が家もしいちゃんは子犬のころは一年中換毛期のように毛が抜けまくり、「一生こうなんだ…」とあきらめていました(結局1歳を迎えたころに抜けなくなり、無事換毛期とそうでないときの差が激しいわんこになりました)。
もちろん「どう育つかわからない」「オンリーワン」なところは雑種犬の魅力でもあります。
ただ、「こういう子と暮らしたい」というイメージがある場合、変化の大きい雑種犬は危険な場合もあります。
その場合はぜひ成犬にも目を向けてみてください。
ぜひ皆さんが、自分だけの最高のわんこに出会えますように(‘ω’)ノにいで家のママでした。
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