人間と共に歩む犬『空とセイとぼくと』

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犬と本
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グッときたポイント

1 蚊除けについて

ホームレス生活を送っていた主人公が蚊除けにみかんの皮を体に擦り付ける、というシーンで、「これは…」と思ったのですが。
案の定、セイが途中でフィラリアにかかってしまいます。
強陽性で緊急手術…というところで、「ああ、きっと今血管の中の虫を釣り出しているんだ…」とドキドキしてしまいました。

我が家のシェルくんはもともとフィラリア陽性犬。幸い薬で陰性まで持っていけましたが…蚊にさされることからかかるフィラリア症、危険です。
そのあとの治療にすごくお金がかかる、というところで、うんうんとうなずいてしまいました。

2 遊ぶシーン

お尻を上げて遊びに誘うセイのシーンが何箇所もあるのですが、いちいちしいちゃんを思い出して「かわいい…!!!」となってしまっていました。
ぐっとおしりをあげて尻尾をふりふりして…わんこの最強にかわいいポーズのひとつですね。

あと、遊んでいるとき走り回って曲がりきれずに地面をひっかくっていうのもあるあるです。よく室内でも曲がり切れずにフローリングをがりがりしてます。

3 照れ隠し

わんこが照れ隠しで笑うの、あるあるですよね…。
ちょっと失敗した時、ごまかす。すごくよくわかってにやにやしちゃいました。

まとめ

あらすじだけ読むと設定はものすごいのに、全体的に「リアル」な小説です。
セイの描写もすごく生々しくて、あるあるポイントがたくさんあります。なんといっても主人公のセイへの接し方…! 「ペット」というより「相棒」という感じのそれが、すごくいいんです…!!

ホームレススタートということもあり、辛い部分もありますが…全体としてわんこ好きにはおすすめです。

皆様の読書の参考になれば幸いです(‘ω’)ノにいで家のママでした。

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