わんこの目やに・その場でできるお手軽対策

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寝そべるシェルくん犬と暮らして

人間と同じように、わんこにも目やにがつきますよね。
猫のように毛繕いをするしいちゃんは、器用に前足で取っているんですが…シェルくんは取らない。
しかもなんだかべたついていて量も多い…ので、お医者さんに聞いた目やに対策をシェアします。

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シェルくんのおめめ

しいちゃんよりも、周りの黒い縁取りが濃い感じがするシェルくんのおめめ。お年のせいか、ちょっと白いにごりが出ています(軽度白内障)。暗くなると見えにくいときがあるようで、夜の散歩では物にぶつかってしまうこともあります。
なんとなく目やにが多いな…と思って、そのつど拭いてあげながら見守っていました。

黒っぽいべたべたした目やにが毛にもつくせいで「涙やけ」というほどではないにしろなんとなく目の周りに汚れがついていたシェルくん。最初の写真はうちに来てすぐの写真ですが、目頭にちょっとぺたっとしたのがついているのが分かるかと思います。

しいちゃんに目やにが出るのは大抵朝。
シェルくんも朝は目やにが出ているのですが、昼にも…夜にも…。

なんかこの子、いつも目頭にべたべたがついてる?
と思ったのが発端です。

なぜ目やにが出るか

獣医さんで見てもらいました。お医者さんがシェルくんのおめめをじっと観察。

そしてピンセットでまぶたをきゅっ。

!?
けっこうびっくりしたのですが、お医者さんもシェルくんも平然としていました。

「ちょっと溜まってるね」

な、何が溜まってるの?
と思ったら…。
お医者さんがピンセットでつまんだところから、白っぽい脂が飛び出していました。
見た目は角栓みたい。お医者さんの説明によれば…

まぶたの縁のところには、脂を分泌する穴があいているとのこと。
シェルくんはそこがやや詰まり気味で、目やにが出るのだろう…という見立てでした。

調べてみたら、その穴は「マイボーム腺」という名前で、人間にもある部位だとのこと。勉強になります。

どうしたらいい?

お医者さんがおすすめしてくれたのは、シンプルな方法でした。
我が家ではこれを、
「おめめあったか〜い」
と命名しています。

ネーミングセンスゼロですみません…。

やり方は以下の通り、です。

かんたん!目やに対策

必要なもの
  人間…1人 おやつ…適量
事前準備
  人間の手をよく温めるか、温かい手の人間を用意します。ご褒美としてあげるおやつもすぐにあげられるよう近くに用意しておきます。

やり方

  1. わんこの片目をそっと手で覆います。両目でも可。
  2. 「おめめあったか〜い、おめめあったか〜い」と唱えながら、わんこの目を温めます
  3. 手を離したら、「ぱち、ぱち、ぱち」と言いながらそっとわんこのまぶたを指で動かして、まばたきさせます
  4. 「よくできたね!」と褒めながらおやつをあげます
  5. (片目ずつやる場合は)もう片方の目に同じことをします。
これは珍しく両目を覆われてもリラックスしていたシェルくん。パパの手が気持ちいいのかな?
そしてはしっこに写り込んでるのはしいちゃんのあんよです(笑)。

以上です(‘ω’)ノ

なぜこれが目やに対策になるのか

まぶたを温めることで、マイボーム腺に詰まっていた脂が溶けるそうです。
さらにまばたきをすることで、その脂が目の表面に流れていくとのこと。

人間もホットアイマスクをしますよね。あれと理屈は同じ、らしいです。

メリット

非常に手軽、かつちょっと楽しいです(笑)。
シェルくんも片目ずつであれば嫌いじゃないようで、大人しくあっためられています(両目を一気に覆うと嫌がることがあります)。

デメリット

激減!!というほどの効果はありません。ちょっと減ったなあ、という程度
でも何もしていないときよりは、ずいぶん目の周りがきれいになりました。

目をふさがれることを嫌がるわんこもいるかもしれません。
嫌がるわんこに無理やりやるのは危険です!

また、こまめにやってあげないと効果は出ません。さぼってるとすぐ元に戻ります(たぶん、また詰まっちゃうんだと思います)。
我が家は最終的に目薬を処方してもらいました…(笑)。

まとめ

+αの対策としておすすめ
手軽だしやって悪いことはあまりない

お医者さんで処方してもらった目薬の方が圧倒的に効果は高いです(こちらは使い始めて2,3日で目に見えて改善しました)が、シェルくんはさされるのを嫌がります。
そこまで嫌がられることのない「おめめあったか~い」法はコミュニケーションの一環として、今でも時々やっています。
「目やに対策でやるぞ!」と意気込むより、ふだんのふれあいの一部に取り入れる形がいいのかもしれません。

皆さんもぜひご一緒に、「おめめあったか〜い」を(‘ω’)ノ
にいで家のママでした。

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