突然ですが、「名前」って大事ですよね。
我が家の愛犬は2頭とも元保護犬。
いろいろあって保護されたときの名前からほとんど変えていません。ただ、日常では用途に合わせて呼び分けています。
というのも、名前に悪いイメージを持って欲しくないから。
しつけの参考になれば…と思った…というよりはうちの子自慢です。親バカっぷりを見ていってください♥
褒めたいとき、いいことがあるとき
犬にとってプラスなときは本名で呼びます。
「しいちゃん」「シェルくん」と呼ぶことが多いです。
(なんとなく、しいは「ちゃん」でシェルは「くん」っていう感じがするので呼び分けてます。どっちもオスですが)
犬は母音しか聞き取れない、という話を聞いたことがあるので、母音は被らない名前であることを確認して名前にしました。ちなみに我が子は母音だと「いいあん」「えううん」です(皆さんのわんこはどうですか?)。
犬は母音の聞き取りは何とかできますが、子音の聞き取りは苦手です。たとえば「たんぼ」という言葉も「さんぽ」という言葉も同じように「あんお」と聞こえますので、「たんぼ」という言葉を会話の中から聞き取ってテンションが上がる犬がいるかもしれません。
子犬のへやHPより
引用元のサイト、ものすごく役に立つので、「何か犬についてわからないことがある」っていうときは一読すれば全部わかると思います。すごくオススメです。
名前を呼ばれる=いいことがあると思ってほしいので、ご飯やおやつを食べさせるときにもなるべく呼んで、目を合わせてから食べさせるようにしています。
特にシェルは早食いすぎてむせるので、
名前呼ぶ→目を合わせる→数粒お皿に入れて食べさせる→名前呼ぶ→目を合わせる→…
を繰り返しています。
また、「楽しいイメージ」と結びつけるためにお散歩のときも呼び掛けるようにしています。
しいちゃんは耳を傾けて聞いてくれます。シェルくんは…聞こえていないのか、無視されることが多いですが、あきらめずに声をかけています。
怒りたいとき、悪いことをしているとき
名前を呼んで怒ると、名前に嫌なイメージがつくかな…と思い、変なあだ名で呼んでいます。でも外で呼びづらい…。
しいちゃんは「こら、うなぎ!」「うなちゃん!」
(やたらと身軽でぬるぬる動いていたずらするので)
シェルは「毛玉」「もふもふ」「もふたろう」
ふかふかなので…もはや隠語と化しています。
また、時々あるのが「要求吠え」。
我が家の場合は「食べ物を求めて」「遊んでほしくて」というケースはほとんどないのですが、多いのが「寂しくて吠える」。
人間が別室にいると、吠えて人を呼ぶことがあります。
吠えている間に名前を呼んで「反応してもらえた」と思わせたくないので、会話の中に出すときは変な名前で呼んでいます。
あとは反応を求めていないとき。
パパと話しているときなど、本名が出てくると「何?」とわざわざ見に来てしまうことがあるので、寝ているときなど反応してもらう必要がないときは呼びかえています。
可愛すぎるとき
可愛すぎて、名前がどんどん変わる…って、ありませんか?
しいちゃんは、
しいすけ、しいたろ、しいこ、おしいちゃん、おしい、しいしい、たろー(もはや原型がない)…
シェルは、
シェさん、シェっちゃん、シェルル、シェルルン、おシェ、おシェシェ、シェス…
本犬はきょとんとしてますが、可愛くてついつい呼んでしまう…。
本当は名前を連呼するのはよくないみたいです。
名前を呼ばれたらぱっとこっちに注目する、というしつけの意味ではそうですよね。
(何度も呼ばれたら「1回で反応しなくてもいいのかな?」ってなっちゃいますもんね)
多頭飼いと名前
多頭飼いを初めて1年ほど経ちますが、まだわんこたちは「名前+コマンド」ではわかっていません。
しいちゃんは「シェル、おいで」と呼ばれていても来ちゃいます(おいで、だけ聞いてるのかも)。
シェルに「マテ」ってしてるとき、しいちゃんも後ろで待っちゃいます。
(OK、って言われると一緒に食べちゃいます)
そもそもわんこが名前を認識したかな? と思えるようになるまでに1年ほどかかったので、これは今後の課題なのかもしれません。
言葉を持たない犬にとっては、どんな名前でも「愛情をもって呼んでくれればうれしい」んだと思います。
それでも本犬は名前についてどう思っているんだろう…と思いつつ、なるべく呼ばれるたびに嬉しくなってくれていたらいいなあ、と思うのです。
とはいえ反射的に「こら、しいちゃん!」「ああもう、シェルー!」って怒っちゃうことも…あるのですが…。
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