動物愛護管理法の改正により、令和4年6月1日よりペットショップ・ブリーダー等で販売されるわんこ・にゃんこについてマイクロチップの装着が義務化されることになりました。
保護犬・保護猫を引き取った場合は努力義務とされていますが、団体さんから譲渡される際にすでにマイクロチップが装着済み、というケースも多いと思います。
すでにマイクロチップを装着済みのわんにゃんに関しては、飼い主に情報登録の義務があります。
先日我が家に仲間入りしたちまきちゃんについて情報を登録したところ、しいちゃんのころと変わっていることがたくさんあって驚いたのでまとめました。
※すでに装着済みの方は「移行登録」の項目をご覧ください※
手続き方法
ちまきはマイクロチップ装着自体は完了していたので、我が家で必要だったのは情報登録だけ。
この情報登録を行わないと、せっかくマイクロチップを入れていても飼い主と結びつけることができないため意味がありません。
装着の際に渡された書類に必要情報を書き、WEBサイトへアクセス。
書類の写真をぱしゃりと撮ってアップロードします。
ちまきちゃんはAIPOのマイクロチップだったので、登録手数料は1,050円です。
以前は振り込んだのですが、今回はクレジットカードでOKでした。
我が家は楽天カードでひたすらポイントを貯めているので、クレカOKはありがたい!
1月23日に書類を送ったところ、26日には「登録完了」のハガキが届きました。
たったの4日しかかかっていません。
日本獣医師会のホームページを見ると「2~3週間で登録が完了します」とありました。
WEB申し込みだと早いのか、たまたまそのとき空いていたのかはわかりませんが、かなりスムーズでした。
AIPOの場合、届くハガキはこんな感じ↓
マイクロチップにはGPS機能はないので、逸走しても捕まってからしか力を発揮しません。
それでも外れてしまう可能性のある迷子札と違い、脱落の可能性がほぼないのは安心です。
もちろん見た目ではわからないものなので、一目でわかる迷子札との併用が便利ですね。
【重要】移行登録
最近新しくわんこ・にゃんこをお迎えした方は、データベース登録だけで終わってはいけません!
大切な「移行登録」手続きがあります。
というのも、令和4年6月1日からマイクロチップが義務化されるにあたり、環境省のマイクロチップ登録サイト「犬と猫のマイクロチップ情報登録」が始まるからです。
今までは複数の民間団体で行われていたマイクロチップの登録情報が、ついに一元化されることになります。
むしろ今まで一元化されてなかったんだ!?
環境省の「移行登録サイト」にアクセスし、マイクロチップ番号や所有者情報・動物情報を入力します。
「完了通知書」や記入した書類の控えを手元にご用意下さい。
スマホからアクセスすると横が見切れてしまうようなので注意が必要です。
また、誤ったマイクロチップ番号でも登録ができてしまいます。
環境省のページで登録したあと、もともとの団体に照会を行う予定のようです。
番号を間違えているとうまくいかない可能性がありますので、よくよく気を付けてください。
私も正しく登録できているかどうか…6月1日にならないとこのデータベースには載らないようなので、確かめる方法はいまのところないようです。
登録料について
現在複数の民間団体で、それぞれ登録手数料が定められています。
いくつかホームページを見てみたのですが、800円~1,100円程度とそこまで違いはありませんでした。
環境省の「犬と猫のマイクロチップ情報登録」の移行登録は無料です。
ただし令和4年5月31日までに手続きを完了させる必要があります。
私はTwitterで見かけるまで知りませんでした…。
6月1日以降の新規登録は紙だと1,000円、オンラインだと300円のようです。
住所や電話番号の変更は無料ですが、登録証明書が必要だとのこと。
この登録証明書の再交付は紙だと700円、オンラインだと200円。
全体的にめちゃくちゃ安い…。
もちろんマイクロチップ装着は獣医さんにお願いする必要があるため、別で料金がかかります。
それでも現状1,000円前後のものが、オンラインなら300円というのはかなりお得。
今おうちにいるわんにゃんにマイクロチップを入れていなければ、これから装着するのもありですね。
まとめ:すでにつけているなら今すぐ移行登録を
マイクロチップ装着済み→すぐに移行登録を
マイクロチップ未装着→獣医さんに相談の上で装着をおすすめ
マイクロチップは「もしものときの命綱」です。
逃がしてしまった、はぐれてしまったとき、「この子はうちの子です」を証明するための強力なツールになり得ます。
わんこと暮らし始める前は「逃がさなきゃいいんだし」なんて思っていた私ですが…何が起きて離れ離れになるかは本当にわかりません。
災害が起きるかもしれない、トリミングサロンやペットホテルから逃げてしまうかもしれない、交通事故で逃げ出してしまうかもしれない…可能性はいくらでもあります。
もしものときに大切な我が子を守れる手段は少しでも多い方がいい! ということで、私はマイクロチップの義務化には大賛成。
まだつけていないよ、という方も、ぜひかかりつけのお医者さんに相談してみてくださいね。
にいで家のママでした(‘ω’)ノ
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