【再開】学びをもっとオープンに・オンラインで学ぶ動物福祉学入門

スポンサーリンク
犬と時事的な話

※以下で紹介している講座は、2023年2月27日まで受付を行っています。
 わたしが受講していたのは以前に公開されていたバージョンです。

突然ですが、「動物福祉」「動物愛護」「動物の権利」という3つのワード。
どう違うか、説明できますか?

私は…説明できるように、なりました!

ということで、私が上記のキーワードについて学んだ講座、
オンラインで学べる「動物福祉学入門」に関するご紹介です。

スポンサーリンク

犬を飼ったら勉強したくなった

大人になってからわんこと一緒に暮らし始めた私。
犬は何とも奥深く、その気持ちがわかるようでわからないところがまた魅力です。
しいちゃんと暮らして「そうなのか!」と思ったことが、2頭目のシェルくんではまた違ったり。
さらには保護団体さんからボランティアとしてお預かりした子犬ちゃんたちは、またまた違ったり。

そんなわんこについて、ひいては動物についてもっと詳しく知りたい! と思うようになりました。
以前ご紹介した「愛玩動物飼養管理士」2級の取得を目指し、現在も勉強中です。

テキストで勉強することのメリット・デメリット

「愛玩動物飼養管理士」の教本は、かなりわかりやすくできていると思います。

環境教育等促進法 人材認定等事業に指定されたペットの資格【愛玩動物飼養管理士 2級・1級 】

とうたわれているのにふさわしく、図解や資料などで読みやすくできています。

紙ベースで学習することができるため、ふせんをはったり書き込みを入れたり、前に戻って確認したり、持ち運んで学習したり…と自由に勉強できることができるのも魅力です。

また、さほど高額ではないにせよ有料の資格なので、モチベーションを保ち続けられるのも個人的には魅力の一つです(笑)。

受講料がね。

ただし、テキストとして印刷されているものを教材としているため、どうしても最新情報には取りこぼしがある…というのが気になっていました。

2020年1月スタート・オンライン講座

あるときTwitterをぼんやりと眺めていたら、見つけたのがこの講座。
帝京科学大学による「動物福祉学入門」です。

帝京科学大学「動物福祉学入門」講座 PV OpenLearning, Japan

2021年1月27日に開始したこの講座、今年の3月3日までの開講となっています。
全部で4回の講義が、すべてオンラインで、かつ無料で受けられます。

どこで・だれが配信している?

そもそもこの講座、なぜ無料? 本当に無料? と最初は不審に思いました(ごめんなさい)。
この講座が配信されている、とのことで私がたどり着いたのは「JMOOC」というサイト。
「MOOC」は「Massive Open Online Courses=大規模公開オンライン講座」の略で、オンライン上で誰でも無償で学べるようにするアメリカ発祥の教育サービス、だそうです。

日本にも複数の動画講座を配信するサイトがあるとのことですが、それらをまとめるプラットフォームの役割を果たしているのが「JMOOC」。

また、この講座の講師を務めているのは「帝京科学大学」の先生方。この大学は「生命環境学部」「医療科学部」「教育人間科学部」の3つの学部を持っているとのことです。
学科によっては「ドッグトレーナー」や「ペット栄養管理士」の資格も取得できるとのこと…気になります。

オンライン講座のメリット・デメリットは?

実際に第1回の「Week1:動物福祉とはなにか」を受講してみました。
講座がLesson1~4に分かれており、すべての動画を通常の速度で見ると約52分で完了します。
受講前のアンケートへの回答時間、とちゅうで止めてメモを取る時間、最後の小テストに答える時間をを考えても、所要時間は1時間ほどだと思います。

実際のページはこんな表示になっています。

本物のスクリーンショットは公開していいものかわからなかったので、自分で作りました。ペイントで。

以下で実際に受けてみて感じたメリットとデメリットをまとめていきます。

メリット

まずは何といっても、無料で・自宅で受講できること。
申し込みも(後述しますが)かなり簡単で、挑戦のハードルは非常に低いです。

しかも毎回の講義のあとには確認テストもあり、真剣に勉強できる仕組みが整っています。
私も第1回の講義のあとの小テストに取り組みましたが、かなりまじめに話を聞いていないとわからないものでした。

講義はスライドや動画を見ながら各講師の先生のお話を聞くスタイルなのですが、一瞬で終わったスライドから出題があったりして気が抜けません。
しかしこれはオンライン講座なので、いったん動画を止めてメモをすることができます。
メモ魔の自分にかなり助けられました。

字幕もあるので「今先生が言ったの、どういう字?」という疑問も残りません。
再生速度を変えられるのも、自分のペースで聞きやすくよかったです。

しかも受講を完了し、テストに合格すれば「オープンバッチ」というものがもらえるとのこと。
学習の証明になるそうです。

デメリット

期間限定の講座なので、今後思い出したくなったときに見返すことができません。
これがやはり紙媒体との大きな違いだと感じます。
ただし講座案内のページに「参考書籍」が書かれていたので、そちらを手に入れることでこのデメリットはある程度解消できるかと思われます。

また、続けられるかも個人的には心配です。
無料のものはついついモチベーションが下がりがち。
そういう意味では、公開期間が限定されているのはかえってよかったかもしれません。

今回の講座は「動物福祉学入門」と名前がついています。
が、正直「これが入門…!?」と思う内容でした。
前述の「愛玩動物飼養管理士2級」の勉強で出てきた内容も多く、そういう意味では決して難しすぎるわけではないのですが。
時間としては短いですが、かなり濃い内容だったため、人によっては「難しい」と感じるかもしれないと思いました。

受講方法は?

まずはJMOOCの「動物福祉学入門」のページにアクセスします。
講義内容や説明を読んだら、右上の水色のボタン「受講登録/Register」を押してください。会員登録のページに飛びます。
無料で会員登録を行ったら、受講登録は完了です! めちゃ簡単でした。

期間中であれば、何度でも好きな動画を見返すことができます。
ただし各種テストは1回しか受けられないので、ご注意ください。問題をよく読まないと間違えます(間違えました…)。

追記:第2回以降の受講方法

この記事を書いていた時点で、すでに「Week3」まで受講が可能になっていました。
(以前の講座なので、2023年版とはスケジュールが異なります)。

マイページの下部に「ステータス」として受講状況が確認できる欄があるので、自分がどこまで進んだのか一目でわかります。

次の講義が見られるようになったらメールでのお知らせも有り。
また、以前までの講義はすべて振り返って見られるようになっています。

わからなかったら何度でも見られるのが本当に動画受講のよさですね。
上述の通り「難しい」と思う内容も多かったので、愛玩動物飼養管理士のテキストを読み返してからもう一度視聴しなおすことで、理解が深まったように思います。

まとめ

大学の先生による講義が無料で受けられる。
短時間だけど内容は結構ハード。モチベーションを高く持って頑張ろう。
期間限定の講座だから、気になる人は急いでね。

お恥ずかしながら、オンラインで勉強ができる環境がこんなに整っているなんて私は知りませんでした。
JMOOCにはたくさんの大学・企業が名を連ねており、今回紹介したもの以外にもたくさんの講座が開講されています。

皆様の生活が少しでも豊かなものになりますように(‘ω’)ノにいで家のママでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました