(アイキャッチ:問題.このときのしいちゃんの気持ちを答えなさい)
うれしいとき、楽しいとき、「わーい!」と立ち上がって尻尾をぶんぶん振るわんこ。
ものすごくかわいい。かわいさにあふれています。
でも、その勢いで飛びつかれると…大きめの子だと結構危ないですよね。
我が家のしいちゃんも「飛びつくわんこ」でした。
でも、今では「飛びつき」に困った…と思うことはなくなりました。
私がどうやってしいちゃんの飛びつき癖を治したかについて、まとめます。
しいちゃんが飛びつくのはこんなとき
なお、パパママ以外の人には飛びついたことはありません。以下はすべて対パパママ限定です。
興奮した
おいしいおやつがほしい! とか、帰ってきたパパママにうれしくなって「おかえり」を言いたいときとか。
興奮して立ち上がり、人間の体に手をかける…結果として「飛びついた」になることがあります。
また、ママと一緒に遊んでいるときなど、興奮しすぎて弾丸のように飛んでくることがあります。
ほとんどが家の中でのこと。外でそういうふうに興奮することはほとんどありません。
怖かった
家の中でも外でも多いのがこれ。
ビビりわんこなので、「怖い!」と思うとパパママにしがみついてきます。
立ち上がって前脚で人間にしがみつくので、「飛びついた」形になります。
他のわんこに吠えられたとき、苦手なものが見えたり苦手なにおいがしたりしたとき。成犬になってからも、どうしても「怖い」が出てしまって飛びつきになることがあるのです。
ちなみにこの最中、ちょっとでも背中を見せると、そのままよじ登ってきます。
(アイキャッチ:答え.他のわんこが近寄ってきて怖かった)
対策
やはり体重15kgのわんこが飛びついてくるのをそのままにすると危険…ということで、しつけをしました。
ただし、我が家の場合は「飛びつかずにオスワリをするようにする」というタイプのしつけはしませんでした。理由は後述します。
まずはしいちゃんが興奮するおやつを用意します。これを教えるときに使ったおやつは「デビフ 軟骨ジャーキー」でした。
小分けになっているタイプなので、お外に持っていくときも便利です。たまたまスーパーで見かけて買ってみたら、おやつにこだわりのあるしいちゃんにも大当たりでした(お肉系のおやつは比較的好きですが、クッキー・ボーロ系は食べたがらないものがあるタイプのわんこです)。
やり方は以下の通り。
興奮してきて「飛びついてきそうだな」というときに「タッチ!」と言います。同時に人間のおなかの部分(飛びついて前脚をかけてほしいところ)を軽くたたきます。
そのまま飛びついてきたら褒めて、おやつをあげます。
これだけ。かなり簡単です。
また、この訓練と合わせてこちらが指示していないときは飛びつかせないように徹底しました。
(こっちの方が大変でした)
具体的には、しいちゃんが飛びつきそうなのに気付いたら
・「タッチ!」と指示して立ち上がらせる
または
・距離を置く
ことで、「指示していないのに勝手に飛びつく」というシチュエーションが生まれないようにしました。
それを繰り替えすことで、「飛びつくのはタッチと言われてから」と思ってくれたようで、興奮して飛びつくことはなくなりました。
こんなときは飛びついてください
現在はすでに「タッチ!」をマスターしたので、厳しくしなくても興奮して飛びついてくることはありません。
でもしいちゃんが「怖がっているとき」はまだ立ち上がって人間にしがみつこうとします。こちらもだんだん「あ、これは怖がるかもしれない」という前兆に気付けるようになりました。
怖い! と思ったときにわんこがとる行動は様々。
攻撃につながることもあります。
外で何かを怖がっているときは特に、攻撃するよりは飛びついてくれたほうがいいと思っています。そのため、お外で他のわんこや人間に対して怖がっているときは、人間の腰あたりを軽くたたいて「ここにつかまっていいよ」と指示し、しがみつかせてなだめるようにしています。
(見た目はほとんど人間の子どもです)
まとめ
吠えと同じで、飛びつきもわんこの自己主張の一つ。特に怖いときに飼い主に飛びつく(しがみつく?)のは、しいちゃんなりに助けを求めているんだと思います。
だから、我が家では「飛びつきをやめさせてお利口にオスワリができるようにする」というしつけはしませんでした。
ただし、これはしいちゃんが「飼い主にだけ飛びつく」というわんこだったからできたこと。
他の人にも飛びつくフレンドリーなわんこの場合、やはり「飛びつかずオスワリができる」ようにしつけをしないといけないこともあると思います。
どんなときに飛びつくか、なぜ飛びつくのかはわんこによって様々な理由があるはず。ぜひ目の前のわんこの「飛びつく理由」を考えて、人間の生活とぶつからないようにコントロールしてあげてください。
皆さんの愛犬が日々楽しく暮らせますように(‘ω’)ノにいで家のママでした。
おまけ:元気の証拠?
推定8歳でお迎えしたシェルくん、一度も飛びついたことはありません。
というのも、ソファーの高さにのぼることができないレベルの脚力なので、おそらく飛びつきたくても筋力が足りないのだと思います。
立ち上がるのも「どっこいしょ」という感じ。よたよたと歩きます。
それを見ていると、「飛びつくぐらいの元気が欲しい」とも思います。
今飛びつきに悩んでいる皆様、それもきっと「元気なわんことの素敵な思い出」になりますよ…! シェルくんが飛びついてくれるぐらい元気になるように、頑張ります。
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